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お客様同士をマッチング、最高に喜んでもらえる活動

M&Aとは関係のない、お客様同士のマッチングについて。
ただ、ペイフォワードの記事でも書いたように、基本的には全て私の仕事に繋がっていると思ってやっている。

今日のお客様同士をお繋ぎする面談が終了。
前向きに終わり、条件面の折り合いがつけば進む可能性が高いのではないか。

最近、このようなM&Aに関係のない、お客様同士のマッチングを良くしていて、ふと気が付いた。

紹介後の成約率がかなり高い。

お引き合わせした後、殆どが仕事に繋がっている。
なんでかなと振り返ってみた。

恐らく理由は2つ。

  1. 両社のことを知ったうえで引き合わせているため

  2. 良い企業とのお付き合いが多いため

前提としては、紹介するなら両社にとって良い話になるようにしたい。
喜んでもらえる自信がなければ、相談された時点で「今良い情報持ってないです」と、きっぱり断る。

また、基本的にはどんな要望に対しても、それに対応できる会社はいくらでもある。
わざわざ相談されているということは、自分にとって特に良い情報が欲しいからで、ネット検索すればすぐ出てくる会社を教えてほしいと言われているわけではない。

という前提において、ビジネスマッチングを成功させるための秘訣のご紹介。

1.両社のことを知ったうえで引き合わせているため

例えば「会社のWEBサイトを作ってくれる会社知らない?」と相談されたとして、それができる会社はいくらでもある。
しかし、その中でも例えば圧倒的にコスパが高いとか、圧倒的にデザイン力に長けているとか、超短納期で納品可能とか、会社によっての特徴があるはず。
それは、その会社が言っているから(それは営業文句に過ぎない)、ではなく、他社と比較して確かにそうだ、という実感を自らが持ってないといけない
自分がそのニーズを持っていたら是非頼みたい、と思えることが大事。
そういう紹介したいと思える会社をまずは知っている必要がある。

ちなみにWEBサイト制作の会社は全く知らないので、これは相談しないでください。。

また、「WEBサイトを作りたい」と言われても、深堀しないとニーズが見えてこない。
聞くべきは目的だ。
目的が分かれば、それに応じて、自分が紹介できる会社が当てはまるかどうかの判断ができる。

大事なことは、自信がないなら紹介しないこと。
中途半端な紹介をするならしないほうがいい。

2.良い企業とのお付き合いが多いため

強者連合を目指したいと過去の記事で書いたが、私の前職の同僚は経営者になっている人間がとても多い。
優秀な人間が多く、色々な分野で活躍している。

また、私の仕事におけるお客様は年商10~50億円ぐらいの企業が多く、中小企業ながらとても内容の良い、優良・有力な会社だ。

ビジネスなので、買う方と売る方がある。
基本的には買う方のニーズを聞いて売る方を紹介する。

売る側として良い会社、良い担当者を紹介するということは大事だが、マッチングが成約していくためには、実は買う側も大事だ。

とにかく安く買いたたきたいとか、営業を下に見るような企業は、良い提案ができる会社を紹介しても進まない。
良い提案ができる会社ほど安売りはしないし、迷惑をかけてしまうだけなので、例のような会社にはそもそも紹介をしない。

先述のとおり、有難いことにとても良い企業のご支援を多くさせて頂いている。
良い提案に対して相応の対価が発生するのは当たり前のことだと理解されているし、良い提案を受けられる財務体質がある

良い売り手、良い買い手の両方がそろってこそのマッチングだ。

ということで、マッチング率を高めるためには、グッドバイヤーに、自分でも使いたいと思うものだけを紹介する、ということだと思う。

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