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【落胤譚】オーストリア皇太子ルドルフの「隠し子」騒動記:ハプスブルク一族として公式認定されたものの、後のDNA鑑定の結果は…
オーストリア皇太子ルドルフ。近代ハプスブルク家のファンであれば、その名を知らぬ者はまずおるまい。「マイヤーリング事件」で謎に満ちた死を遂げた、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と美貌で知られるその后エリーザベトの長男である。
さて、ルドルフには、数多くの「ご落胤」がいたとされる。これから語るのは、間違いなくルドルフの子孫だと司法認定されるも、のちのDNA鑑定でハプスブルク一族ではないという結果が出た、あるオーストリアの家族についての奇妙な歴史物語である。
ルドルフ皇太子とマリア・アントニエッタ大公女
以下に記す物語は、どこまでが本当なのか分からない。いくらかの事実を含んでいるのかもしれないし、もしかしたら最初から完全な作り話なのかもしれない。そのことを念頭に置いてお読みいただきたい。
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