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旧態依然

メーカー担当者様の訪問にあたり「売上は?物量は?」と必ず聞くようにしている。当たり前だが、メーカー様からの出荷が少なければ、マーケットが鈍いということ。コロナを経て完全に狂った需給バランスは、今後修正されることはないだろう。先日は2022年の出生数が80万人を割ったという衝撃の現実が報道された。当初想定されていたより11年も前倒しで人口減少が進むらしい。コロナで10年時が進んだと言われが、それ以上に人口減少のスピードが加速したということになる。前出の話、旧態依然とした売り方で現状が維持、継続ができるのだろうか?メーカーは作ってなんぼ、売り切ってなんぼ。私たちがそれに倣えではダメだ。メーカーと比較して売り切る営業力、減少に耐えうる体力は間違いなく劣る。適正に仕入れを行い、適正価格で売り切ることが求められる。だからこそ、問いたい…《私たちが》売る価値は何かと。お客様から言われた商品だけを準備して、競合社より低価格、低マージンで納めることが私たちの価値ではないということ。「〇〇さんから仕入れる、〇〇さんだから仕入れる」と思われる、言われることこそが価値なのだ。お客様にそう思われているだろうか?お客様からそう言われているだろうか?縮小するマーケットにおいて価値(利益=取引で認められたもの)こそが全てだ。過剰、余剰を削り出し、選択と集中を実現するのが合理化であり、仕事を区別しながら、必要なところに最大の価値を提供することが私たちの営業活動での価値だ。旧態依然を破壊し、自ら(自社)の価値を提供することに専念しよう。環境が変わった。考え方を変えなければ。

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