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「天下の三鶴さま」  #20字小説 #白い春





どんな過去があっても、全て受け入れます。





【完】(20字)
#20字小説


本稿は、「#20字小説」の作品です。
「20文字で小説を書く」というルールに沿って仕上げました。


【あとがき】


私は今、共作小説「白い春~君に贈る歌~」を執筆中です。

共作者の三鶴さんとの出会いは、2023年10月、私が三鶴さんのエッセイ「海を眺めていた」を読んだ時でした。

最初に読んだ時の衝撃と言ったら……!!

詳しくは、小説の内容と被ったら困るので差し控えますが💦笑、

ひと言で申し上げると、

「この人、器広すぎでしょ……!」

でした😭笑

このエッセイを読んだだけで、三鶴さんの愛情深いお人柄、困っている人を放っておけない包容力、「足ることを知る」かのような悟り、全て詰まっているかのように感じられて……。

こんな人が世の中に存在するのね……!

と感じたのを鮮明に覚えています。

エッセイの内容を少しだけ。

三鶴さんがプロのアーティストを目指していた20歳の頃、熱心に路上ライブを聞きに来てくれた女性と仲良くなります。

その女性とは共に音楽活動もするようになり、やがて恋人になるのですが、彼女には三鶴さんの知らない闇の世界がありました。

彼女には私の知らない暗闇の世界があった。父からの虐待、集団レイプ、いじめ、援助交際、自殺未遂……それらの体験がPTSDという精神疾患となり、彼女を苦しめていた。左腕には無数の切り傷の痕があり、交際してからもその数は増えていった。時に大量服薬をして現実逃避をした。徹底的に自分を痛めつけるのだ。

「海を眺めていた」より


想像を絶する彼女の暗い過去。

そんな過去を三鶴さんは全て背負い、彼女の傷を癒すために曲を作り続けたといいます。

まるで観音様のようです‼️😭✨
(というわけで、本記事のサムネは観音様でございます⭐️)

結局、2人で深い闇を抱えて、自分まで倒れてしまい、泣く泣くお別れすることになったそうなのですが、この別れを通して、三鶴さんはある種の悟りの境地へ。

誰かを守りたいと願うならば、先ずは自分を守らなければならない。誰かを愛するならば、先ずは自分を愛することが必要である。私たちは自分に注げる愛情の範囲でしか、人に関わることができないのだから。容量を超えてしまえば、私が私でいられなくなってしまうのだ。

「海を眺めていた」より


辛い失恋経験を冷静に分析して、教訓として昇華している!

三鶴さん、すごっ……!!

というわけで、私の中の三鶴さんの呼び名は密かに、「天下の三鶴さま」になったのでした。笑


それやったんかーい!!


※本記事は、カオラさんの「それやったんかい選手権」参加企画です。

#それやったんかーい


なんのはなしですか~~!!


#なんのはなしですか


ホンマに何の話かよ、という突っ込み、大歓迎です💖笑


さて、脱線から本論に戻ります……!


今回の「共作」の話が出た時に真っ先に思い浮かんだのが、


三鶴さんの過去を題材にしたい!

ということ。

さらに構想を進めるなかで浮かんだのが、

「小説の中に『海を眺めていた』のエッセイを入れたい!」

という野望でした。笑


そして昨日。


共作小説「白い春~君に贈る歌~」第5話が公開されました‼🌟🌟🌟


三鶴✖️仲川光🌸
共作小説【白い春〜君に贈る歌~】


【第5話】

第2章「海を眺めていた」①

⇓⇓


第5話で、小説の中にエッセイ「海を眺めていた」を登場させることに成功!

パチパチパチ!!

私はただただ、感無量でごさいます😭✨


エッセイは物語の重要なキーポイントになります!

まだの方、ぜひご一読ください🌸

※第4話までのあらすじ

ホスピスに入院した上野紗良は、作業療法士の三浦先生と、詩を作る練習を始めます。
三浦先生が過去に何かを抱えていることを感づく紗良。
人に見せる予定がないという、三浦先生のエッセイ集が気になって仕方ありません。
ある時、エッセイ集を入手した紗良は、おそるおそるエッセイ集を読み始め……。





本記事は、カオラさんの「それやったんかい選手権」と、コニシ木の子さんの「なんのはなしですか」企画にも便乗させていただきます💖笑

カオっちゃ、ギリギリ滑り込んだよ😭🌸笑

ちょっと苦しいところですが、こちらでいかがでしょうか💖笑

引き続き、共作小説「白い春~君に贈る歌~」をどうぞよろしくお願い致します!




【白い春~君に贈る歌~】第1話はこちら!

⇩⇩


【白い春~君に贈る歌~】第2話はこちら!

⇩⇩


【白い春~君に贈る歌~】第3話はこちら!

⇩⇩


【白い春~君に贈る歌~】第4話はこちら!

⇩⇩




【共作小説「白い春〜君に贈る歌」マガジン作成のお知らせ】

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そんな時には、こちらのマガジンをフォローいただければ、順次記事を追加していきます🎶
あとからストーリーを見返していくのにもピッタリなので、作品をしっかり読みたい方はぜひフォローをお願いできればと思います。


そもそも三鶴って?仲川光って?共作って?
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最後までご覧下さり、誠にありがとうございました🌸


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