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やはり、今日も眠れない。いろんな事が頭をめぐる。 妻は離婚をしたがらないだろう。離婚協議は揉める筈だ。 妻は事実関係を否定し、逆ギレする恐れもある。 また、精神疾患に陥る可能性もある。 結婚前は、過換気症候群だったが、結婚してから改善して今まで一度も過呼吸になったことがない。
昨年を振り返って、妻がいなかった日を検証してみる。 具体的には、僕と妻とのメッセージのやりとりを一つずつ見てみた。 ちょうど一年前、1/20(土)、1/21(日)が不在だった。 この時は「所用があり娘は実家に預けます」とだけ伝えられていた。 過去のメッセージを読み返していたら、その話があった後で化粧品を買いに行きたいというので付き合っている。
会社にいると、いろんな人から決済を求められたり、相談ごとを聞いたり、指示を仰がれたりと、ひっきりなしに人が来る。 社長との打ち合わせも一番多い。正月なので、挨拶回りも兼ねて外に出た。 車を運転しながら、この先どうなるんだろうと考えた。 自分の精神状態がこたないかもしれない。 ここ最近、食欲がないので、食事の回数が減った。そして夜は眠れない。
今日から仕事始め。 朝から会議続きで、昼飯が食べれなかった。 夕方まで缶コーヒーしか口にしていない。 新卒の女の子が帰省したお土産ということで、ご当地のブラックサンダーを配っていた。ようやく固形物を口にし、噛み締めた。 結局その日は、一番最後まで残って仕事をしていた。 月曜日から新しい社員が増える。その準備もある。 自分の仕事の他に、人事労務管理、営業管理、社内制作物のクオリティチェック、などを行なっている。 もちろん一人で全部できないので、5、6人に割り振って指
年末年始は何かと忙しく、夫婦の営みはしていなかった。 ただ、セックスレスではないので、それとなく求められれば応じるし、くっついてくれば反応はする。 正直、やめようかとも思うが、平静を装う必要があるので、そこは普段通り振る舞う。 事が終わった後、何も聞いていないのに
妻の実家から帰ってくると今度は、僕の実家に行く。 例年慣例となっているが、妻は僕の実家を毛嫌いしている。 自分の居場所がないと。 嫁の立場からすると、とても気を使うらしい。 雰囲気が悪いような感じはずっとしてる。特に僕の兄弟たちとは。
酒を飲んで寝たので就寝自体は早かったが、午前1:30に目を覚ましてしまった。トイレに行き、リビングの方が明るかったので誰だろうと思い、行ってみた。妻だった。 こんな時間まで何を?と思ったが 「私そろそろ寝ようと思っていたの」 と言って出て行った。 正月だから、別に普通の光景だが、僕にとっては疑念がより増してしまう。
2016年の調査で離婚率が30%というデータがあった。とても多いように見るが、実際は婚姻率が下がっているためそれほど多くないと言われている。 しかし、30%という数字は嘘ではない。 結婚した人がみんな維持できているかというとそうではない。 なんらかの理由で、離婚しているのは間違いないのだ。 今日も、妻に実家で過ごした。毎年の通例で、日がな一日ダラダラとする。 娘が遊んでほしいとせがむので、一緒に遊んであげた。 初めは、ビーズでアクセサリー作り。娘が一生懸命やっている姿を
翌朝、妻は午前3:00ごろに帰宅した。でもその日は心配はしていなかった。誰と会うかも明確だし、SNSの写真もあった。 午前10:00ごろ起きてきたので、普段通り接した。 昨日はお互い別々のグループでの忘年会。
1:30ようやく車の音が聞こえる。 帰ってきたようだ。今日は朝帰りかと思っていたが、読みが外れた。 バレないように用意周到に計画しているのだろう。熟練を感じた。 確か去年は、代行がつかまらなくて車で寝ていたという話で朝帰り。 確かその時も彼と他数人で会うとのことだった。 僕はというと、結局一睡もできないまま、朝を迎えた。
妻はその日、友達と温泉に行くという慌ただしく準備をしていた。 最近、一段と綺麗になり、体もモデル並み。顔もスタイルも10歳若い。 5年前から体重を15kg落とし、エステに通い美容には気を使っていた。 本人は
僕は、田舎にある印刷会社でホームページ制作の仕事をしている。妻は、同じ会社で情報誌の編集長をしている。僕らには9歳になる娘がいる。贅沢ではないが、貧しい生活でもなかった。街からすぐに山が見え、その山の麓に一軒家を借り、家族3人で暮らしていた。 四季がはっきりしていて、冬には雪が降る。だから、春を待ち遠しく思う。初夏の草木が芽吹く雰囲気も好きだ。 同じような毎日を、平々凡々と過ごしていた。僕はそれだけで十分幸せだった。多少、会社の業績に不安は抱えていたものの、それでも家族が
最近のデータでは不倫相談をする夫の数が増えているという。 不倫相談の6割が夫からという探偵事務所もあるぐらいだ。 「妻の浮気が原因で離婚」 これも吐いて捨てるほどよくある話だ。 これは、そんなどこにでもある妻の不倫のお話。 そして、妻の浮気を知った夫の苦悩の物語。 自分の精神状態を適正に保つために書き綴った悲しみの日記。 妻の不倫で悩む夫、離婚を考えている夫、とにかく夫に見てもらいたい。