ブランディングとは何か?を星野リゾートを事例に解説してみた
どうも!ブランドクリエイターの中江です。
今日は「ブランディングとは何か?を星野リゾートを事例に解説してみた」というテーマでお話していきたいと思います。
昨日のお昼に、Instagramで「ブランディングとは何か?」という投稿をしました。
僕はいつも
ブランディングって何ですか?
と聞かれれば、
価値の再定義のこと
と答えるようにしてます。
現代は業種業界問わず、同じような商品・サービスが溢れる社会です。
ブランディングっていうのは、そんな世界の中から自社を選んでもらうためのマーケティング施策です。
今の時代はインターネットネットがあるので、消費者はどんなモノを買うにせよ、様々な選択肢から選ぶことができます。
その数があまりにも多いので、今の消費者は全てを吟味しません。
他との違いがハッキリとしてるモノしか選ばないというのが今の時代の特徴です。
普通の弁護士、普通のホームページ、 普通の美容院では選ばれないのです。
そんなものは、どこにでもあるからです。
お客さんが聞きたいのは
他とは何が違うの?あなたはどんなホームページ屋さんなの?
ということです。
この問いに答えることができないプレイヤーは、お客さんから選ばれることはありません。
そして、選ばれるために、値下げ合戦を行い、どんどん価格競争に巻き込まれ、疲弊していきます。
今選ばれるためにやるべきなのは、値下げではなく、価値の再定義です。
価値の再定義とは、
✅どんな○○なのか?
✅他とは何が違うのか?
を改めて定義することです。
世の中で、ブランドとなってる企業は、この再定義をしています。
例えば、国内外に45箇所で宿泊施設を運営し、数々の赤字事業を再生させ、賞を受賞してきたリゾート運営の達人の「星野リゾート」という会社があります。
画像出典:https://www.hoshinoresorts.com
星野リゾートは自らを「ホスピタリティ・イノベータ ー」と定義しています。
ホスピタリティという言葉は、日本でいう「おもてなし」のことですね。
では、おもてなしとは何か?
世界にある名だたる有名ホテルは、お客さんの満足度を追求し、常にお客さんに合わせたサービスをします。
これがおおよそ、宿泊施設運営者の回答でしょう。
ですが、星野リゾートは違います。
星野リゾートにおけるホスピタリティとは
自分のこだわりをサービスにすること
です。
星野リゾートの特徴は、全てのサービスが、その土地だから こそしてもらいたいとスタッフが思うことをベースに作られています。
青森屋ではスタッフの8割は方言でも接客。料理は郷土料理で、夜はねぶたが見られたり、りんごのガチャガチャがあったりします。
画像出典:https://www.hoshinoresorts.com
方向が逆なのです。
世界のホテルはこだわりを押しつけず常にお客さんに合わせる。
一見素晴らしいことだと思いますが、結果として、世界の高級ホテルは、どこに行ってもどこか画一的なのです。
星野リゾートのサービスは質はもちろん申し分はありませんが、そこにこだわりがあるからこそ、唯一無二の価値を持っているのです。
唯一無二の価値があれば、多くの人から選ばれ、支持されるのです。
あなたにとっての仕事の定義を考えてみることはブランディングに直結します。
なので、ぜひ、自分独自の定義を考えてみてください。
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