ニート日記34日目 読書について、気づきのあった日
水曜日
雨である。
昨日は晴れで作業を頑張ったというのもあり、今日は知識を得るために本を読む日にしようと思った。
読んだ本は、
『図解でよくわかる 土壌微生物のきほん』
横山和成 監修
微生物を活かした農業をしたいと思っている私としては、内容的に興味はあるが、慣れない言葉ばかりでなかなか頭に入ってこなかい。
昔、誰かから聞いた「7回読めば内容が頭に入る」という説を試して、1ページ分はそれで試してみたけど、時間がかかる割に効果を感じられなかった。
だから、時間はかかるけど、中学、高校でやっていたように、内容をノートにまとめるやり方でやってみることにした。
やってみると、やっぱり俄然理解できる。
自分にはこのやり方が合ってるのかもと思うと同時に、ふと、なんで今までこのやり方を避けてきたのか考えた。
私はいつからか、無意識に本を速く読もうとしていた。
速く読み終わって、速く知識をつける。
そうしたくて、こんな時間のかかるやり方(ノートに内容をまとめながら読む)を避けてきたということに気づいた。
それと同時に、こう思えてきた。
「私は今働いていないし、自由な時間がたくさんある。だからそんなに焦って読まなくてもいいんじゃないか」と。
そう思った途端、本を読むハードルが、自分の中で一気に下がったのを感じた。
多分、忙しさを感じるようになって、なんでも効率よく、速くできることがかっこいいって価値観に囲まれていた大学生の時から、読書の焦り癖はできてきたのかも。
だけど今は、シンプルに自分のやりたいことに向かっているから、やりたいことに時間をかけていいって、基本的なところに気づけたのかもしれない。
うーん、俄然読書が楽しくなってきた。
雨の日は、読書の日ってことにしよう。
そう思うと、作業のできない雨も楽しみになってきたな。
おわり