賃貸暮らしのハンター、引っ越しをすることになりました【週末狩猟】
以前の記事でも少し触れましたが、私なかのは引っ越しをすることになりました。
理由は転職のため。
6月初旬に、引っ越しをすることになったのですが、、
もちろん、荷造りや業者さんの手配などやることはてんこもりの山盛りなのですが、、
一番難航するのが、、部屋探しです!
なぜならば、銃を持っているから
そう、銃を持っているからです。
〇銃を持つとは何がそんなに大変なのか
まず賃貸契約書には、
とあります。
これが銃持ちには引っかかってしまうのです、、
そうも言っていられないため、まずはネットで気になる物件をリサーチし、事細かに詳細(狩猟をすることや銃を所持していること、その他もろもろ…)を書いて事前問合わせをから始めます。
(過去に管理会社と警察での行き違いにより、トラブルになりかけたため)
「経験がないので無理とのことです。」
「難しいとの返答です。」
内覧する前からお断りの連絡を多数いただきました。
ですよね。
例え許可が出たとして、、
加えてガンロッカーの設置が2台(銃・弾用)
これらを動かないように固定せねばなりません。
ガンロッカーの設置とは?
わたしの使っているガンロッカーは、こちらです(チラシ)↓
基本的には、壁にビスで固定です。
むりだよ。賃貸だもの。
そこでの代案として、、
ツーバイフォーをパーツを使って天井に突っ張り、そこにビス固定をします。
調べると、「ディアウォール」という商品もありますが、この「ラブリコ」はアジャスター付きなので、以前はこちらを使っていました。
ですが、この方法で許可を出してくれる地域もあれば、絶対に壁に穴を開けてビス止めじゃないとだめ、という地域もあります。
私も事前に次に住む予定の地域を管轄する警察署に質問したのですが、、
ツーバイフォーで突っ張る方法でOKという返答でした。(ほっ)
ちなみに、現在住んでいる(賃貸物件)地域は、絶対壁に固定が必要!だったので、不動産に退去時にクロスを交換することを条件にお許しをいただきました。。(奇跡的)
6月に退去した際に、いくらかかったか事後記録したいと思います。
ちなみに、現在の部屋に引っ越した当時、ガンロッカーを設置した際に、壁材とビスの関係が悪かったのか警察の方が現地確認に来られ、ロッカーを背に
強く引っ張り(背負投げ?)で
壁からガコンッと抜けた苦い思い出があります。
お互いに目が点になりました。
もちろん即アウトで、後日再点検になりました。
先輩猟師の大工さんに対処法を聞いたところ、、
壁が石膏ボードだとビスが空回りするとのこと。(無知過ぎる。)
壁が石膏ボードの時の対処法
ホームセンターで、空回りを防ぐためのネジロックを購入し、無事にがっちり固定、
後日再確認してもらい、警察からもOKいただきました。
(懐かしい思い出です 泣)
今日現在も、ガンロッカーのキャッチフレーズ通り、「美しく、頑固に」守ってくれています 笑。
この度の物件探しで、あまりに断られるので不動産の担当者さんからは、
「大家さんには内緒のまま家具として設置するしかないのでは?」と言われました。
ですが、例え銃を最寄りの銃砲店に預けるから賃貸物件には銃を置かないということにして、家具と同じ感覚でロッカーを無断で設置してしまうと、入居後のトラブルになりかねません、、
事前に管轄の警察署に確認することを強くおすすめします!ほんとに!
そして、ようやく可能性のある物件を見つけたので現在入居審査待ちです。
10数件問い合わせをしてたった1件。
(これも奇跡。どうか通りますように、、)
ちなみに身分証の他に、管理会社より銃所持許可証の画像を求められました。
銃を持ちたい賃貸暮らしのハンターさんは、本当に大変ですね。
引っ越してからもやることはたくさんあります。防備録として記載します。
〇引越し後のやること(狩猟関連手続き)
管轄の警察署(生活安全課)に電話で問合わせました。
担当の方が丁寧に教えてくれた。
そして、タイミング良く、、(いや悪く)
このタイミングで、
銃の所持許可が3年に一度の更新(義務)の年なのです。。さらにややこしい。
銃の所持許可更新に必要なこと
この①②の2つの修了証書は更新期間までに用意しておかないといけないものです。
それぞれ修了証の有効期限は3年あるので、早めの受講も可能です。(そうすべきだった、、)
が、このタイミングで気づけてよかった。本当に。
許可証更新のステップ
私は今回、できれば今の地域で①②の修了証を取って引っ越したいのが本音だった。
引越し後に慣れない新しい職場・新居という新しいことばかりの土地で不安しか無い。
特に②技能講習は初めて行く射撃場&指導員ということが特に懸念だった。
ということで、先日警察署に電話をしてみた。
がしかし、希望していた日程では
①経験者用銃猟講習会(6月開催)の予約は満席 (やはり、、泣。これは引越し後にすぐ予約しなければ。)
②技能講習は予約が取れた!
(が、入社日にかなりギリギリなスケジュール 泣)
多いよ、やること
そしてこれらは全て平日のみの受付なのだ。
ここまでで、わかりにくいことも多々あったと思いますが、銃を持つことはいろいろな意味で大変です。(私もわかってなさすぎて、今回先輩猟師さんや、銃砲店、猟友会の方々にお世話になりました 感謝)
当たり前ですが、手続きや電話問い合わせ等も、
警察のオープンしている平日8:00-17:00の間です。平日に働くサラリーマンは大変です。
所持許可の更新だけで、3回は平日に動かなければなりません。(ステップ6,7,8の3回)
以前、有給や中抜けができない会社で働いていた時に中々手続きに行けない事があり、警察の方に注意を受けました。。
警察「お金と時間に余裕がある人の趣味です。無いのであれば考えてください。」
うぉ、耳が痛い。
おっしゃる通りです。。
銃を持つことがいかに大変なのか、興味のある方に銃持ちの現実を少しでもおすそ分けできれば、、と思い、書いてみました。
それ以上に、またやって来る3年後の自分のためなのだけれど、、笑
ご参考になりますと幸いです。
結論
・狩猟(特に銃猟)を楽しみたい人は引っ越しすることがネックになる。
・平日に動けるよう、しっかり段取りを組む必要がある。
・お金と時間に余裕がある人になる。(目標)