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ニート習慣 夕方の懸垂
数年前から夕方に散歩を兼ねて外出し、公園で「懸垂」をやる習慣がついた。
これは別にトレーニングというほどでもないし、毎日やるとか週何回やるとかしっかり決めてるわけでもない。気分転換のひとつ。
きっかけとしては作業の休憩として体を動かす時間を取り入れたこと。
自宅で日々プラモデル製作を長時間する生活を送ることがあるが(個人への製作代行とか完成品のヤフオク出品とかで学生時代からのわずかな収入源である)、椅子に座って作業する時間が長くなってくるとどうにも集中力が続かず作業効率が落ちるという実感があった。頭が疲れている状態というか。座り姿勢が長いことは血流が悪くなって健康にも悪いだろう。
そんなときちょっと外で体を動かしたほうがよい気分転換になり長時間の作業も続くと感じる。ごく一般的なビジネスの話題の中でも仕事できる人が似たようなことをよく言ってるし。
もともと自分の手が止まってサボらないようにニコ生の放送をして、視聴者コメントとやりとりして喋りながら作業をする習慣があった。
それに加えスマホを使っての外配信をするようになったが、配信環境の利便性のため片耳のワイヤレスヘッドセットを買ってみたところ非常に便利だった。スマホから離れて喋って配信できるし、コメント読み上げ機能も合わせて使えば視聴者からのコメントにも対応できる。
いつもニコ生配信で夕方頃になったら気分転換のためスマホで配信をしたまま外に出かけ、公園で懸垂する様子を放送に流している。1人でやるよりも視聴者コメントとやり取りすることで習慣化したと思う。
ってことで運動する習慣がついたきっかけとして大いに役立ったものはワイヤレスヘッドセット。
当時のPayPayモール(今はYahooショッピングに統合されたんだっけ)でクーポンが配布されたのを使う目的だったかで2500円ぐらいの安いやつを買ったところ大いに役立ち、その後新しいやつに買い替えていつも使っている。
懸垂をやってみての実感だが、
昔、高校の陸上部時代に10回を3セットという形でやってたけども、いい歳した大人になってから連続10回もやるのはまず結構鍛えないと難しい。
久々に鉄棒やってみると大人の体重とはこんなに重いのかと思い知る。
自分は体重54kgぐらいで軽い方なので鉄棒はもともと得意な方ではあった。
ここ数年でやり始めた頃は6回か7回が限界だったけども、こうして習慣化して大した頻度でなくやっている間に再び10回程度はできるようになったのである。
ニートという立場になるとメンタルヘルスや不眠の話題がとても密接だが、やっぱり運動して体を疲れさせるという行為は心身に効くと思う。
散歩もそうだけど、筋肉を疲れさせて積極的に体の疲労を得にいってみるとわりと充実感もあり、睡眠の質も良くなるだろう。
鬱は筋トレで解決できるみたいな理論があるけど概ねその通りだと思う。
単に運動というだけじゃなく、それを夕方頃の時間帯にやることにも意味を感じている。
日が沈む頃に屋外で過ごしてみると、日没の時間帯とか気温の変化とかで季節の変化を大いに感じられて「いとおかし」。
秋になって日が短くなってきたなー、という実感があったりするわけだが、習慣づくとそれがより細かく感じられる。近年夏の暑さが長く続いて9月10月まで暑かったりするが、夕方の日が沈む頃に1時間ちょっとの間外で過ごしてみると「日が傾いてきてから涼しくなるまでの時間」が8月後半のあたりで既にほんのわずかに早くなってきていることにも気づいたりする(もちろん土地柄や年にもよるだろうが)。
「涼しい期間は少なくて夏終わったらすぐに冬が来る、秋どこ~?」みたいな話をtwitterでもよく見るけど、昔の人が言っている通り「秋は夕暮れ」にあると思う。
あと夕方の運動が心身に効くと思う点は「日が出ているうちに外出する」というところ。
夕方に外に出るといったが、日が沈みきる頃に出かけるのではなくもうちょい早いほうがいい。日が傾いた頃に。
「日光を浴びること」が心身の健康に良いという話もまた一般的だが、その正体は「暑さ寒さを味わうこと」だと思う。正確には「明るさと温度の変化を感じること」や「外気に触れること」。
部屋の中にいるだけだと照明とかエアコンとかでこれらの変化に乏しい。
暑いとき冷房の効いた部屋から外に出て汗をかいたり、寒いときもまた外に出てより寒さを味わいつつ運動して体を温めるとか。
そして日が出ているうちに外に出ることで室内の照明よりも強い光を浴び、日没後暗くなるまでを体感する。こうした緩急によってある種身体にストレスを与え、感じている温度や光の強さを生き物本来の自然な状態にすることで身体の中で何かが調整されるのだと思う。
「夕方の懸垂」の体験から感じた。
工学部だったんで生物学の知識ほとんどないけどきっとそう。
夕方というのは季節によるがだいたい午後5時よりも前ぐらいの時間帯。
日々オフィスワークとかお店の店員とかで働いていたらまだ忙しい時間帯であってなかなか体験できないであろう。
終業後トレーニングジム行くのでは味わえない、よい体験をしている。