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2024年の振り返り(1月~7月の前編)

前回の投稿からずいぶんと日が空いてしまいましたが、せっかくプラットフォームがあるなら、振り返りに使いたい…!ということで2024年を振り返っていきたいと思います。
すでに年は明けてしまっているのですが、2024年はトピックが多く、まとめるのに苦戦しております…😓
2025年のことを考えるにも2024年の出来事を振り返らずに考えられないので、前編・後編に分けてまとめていきます。少し長いですがお付き合いいただけますと幸いです。


1月~3月:前職の組織崩壊 ~組織の「底」を感じる~

いきなりショッキングな見出しですが、振り返ってみると「組織崩壊」と言って差し支えないと思います。
様々な経緯により経営基盤を失ったこと、さらにそのような状況下でそこそこの規模(金額・スケジュール)の新規事業を行おうとしていたこと、加えてスケジュール管理や財務管理などの実務能力を持つ役員が不在で地に足のついた事業運営ができなかったことなどから、2023年末くらいから「組織崩壊」を起こしていました。3月には私を含めた半数の社員が会社を去りました。

そのほかにも「そんなこと、ある…?」という驚きやネガティブエピソードは多々ありますが、詳細は割愛します。(ネタに昇華させていつかどこかで…!)
そんなこんなで、失意10%、憤り30%、諦め10%、次の職場への期待50%くらいの気持ちの中、現職に転職したのでした。

今回で3回目の転職でしたが、非常に充実して楽しい活動となりました。
単純な事実や実績を記載するだけで職務経歴書は書けるし、面接だってもしかしたらパスできるかもしれません。ですが、その事実の裏側には、”なぜそう考えたのか?””その時どんな感情だったか?”という自分なりの思考プロセスが必ずあります。これは内省しなければなかなか見えてきません。
また、その過程で見たくない自分を見なければいけない時もあります。さらに、「自分は何者か?何を為したいか?」という問いとも向き合います。
…こう書くと、なかなかにハードに思えるかもしれませんが、普段、じくり腰を据えてこんなこと考えないので活用の仕方次第で非常に有意義な機会になるんですよね。2023年に対人支援・キャリアコーチングの学びを深めていたこともあり、改めて自分を見つめるいい機会になりました。

2月:キャリアコーチングの副業をはじめる ~自分の才能の在り処を感じる~

2023年に対人支援・キャリアコーチングを学んでいたことから、同じプラットフォームの業務委託としてキャリアコーチの副業をはじめました。
あくまで副業なので、基本は土日祝に1日数人というゆっくりペースでやらせていただいていますが、ざっと計算すると150時間近く面談してきました。
これが多いのか少ないのかはわかりませんが、この時間は「目の前の相談者さんに心から向き合ってきた時間」であると、胸を張って言えると思います。
相談者さんに向き合っていると、「心のコア」のようなものを感じる瞬間があります。(表現が難しい!なかなか共感されにくいかもしれませんが…)
このコアにアプローチできた時、”こんなにも豊かな人生を歩んできたのだなあ”と、非常に尊いものに触れた喜びと、その儚さに、心が震えるのですよね。
この心が震える感覚と、人生の転換点を提供できる嬉しさが私にとって最高のご褒美だから、副業を続けているのだと思います。周囲からは「大変だね」とか「休む時間ある?」などと言われることもありますが、この充実感と幸福感は何にも代えがたいです。
天職とまでは言えないかもしれませんが、「少しの力で大きな喜びを生み出せる」仕事であることは間違いないと思います。自分の興味の方向性や才能にも気づかせてもらういいきっかけになりました。
良いセッションも、うまくいかなかったセッションもありますが、それについては別の機会にまとめようと思います。

4月:現職への転職 ~贅沢な理由で五月病になる~

人と組織の可能性を引き出し、活躍の機会を生み出すことを目指して、人材開発(研修開発やそれに付随する評価制度・教育制度の策定など)を主業務とする現職に転職しました。
これまでの経験から、リアリティショックはある程度あることは予想していましたが、今回は「周囲が優しすぎること」や「成果を早急に求められない環境」といった、まったく予想外の方向で違和感が生じました。(なんて贅沢な悩み!)
「優しいことしか言われないというのは、期待されていないということと同義なのでは?」
「何も成果らしい成果を出していないのに、”今は学んでくれればいい”としか言われない…。本当に大丈夫なのだろうか?」
など、自分の思考の癖が大爆発していました。GW頃はずっと胃が痛く、10年ほどの社会人経験で初めて五月病になりました。しかも、”周囲が優しすぎる”という最高に贅沢な理由で!
これには、一人で複数の役割をこなすような仕事をしてきたこと、少人数の企業で、自分がやらないと誰もやる人がいない、という環境に長く置かれてきたことが大きく影響しています。
一緒に働く仲間もいい人ばかりで、人間関係も良好という最高の環境ですが、これまでとほぼ真逆のカルチャーに染まってきた私には刺激が強すぎました。改めて、その人の世界の捉え方によって、同じ事象でも良くも悪くも作用するんだなあと身をもって経験しました。
客観的に見れば、これまでよりも現職の環境の方が素晴らしいことは明らかだったため、自分の思考の癖を再認識したり、時々周囲に自分の考えや価値観をぶつけてみることで、うまく折り合いをつけていきました。

7月:ICLの手術 ~眼鏡があることで無意識に制限を感じていた~

唐突に「空手やりたいな!」と思い始め(?)、空手やるなら眼鏡が邪魔だなと思い、手術することを考え始めました。
「空手やりたい」という気持ちはひとつのきっかけでしたが、”眼鏡をかけていなければできることが、もっとたくさんあるのでは?”と考えるようになりました。
例えばウォータースポーツ。メガネがない状態でダイビングしたってなにも見えません。サウナや温泉も同様です。メガネがないと何も見えないので、外でお風呂に入るときには眼鏡が必須です。サウナでは高温になるから外すけど、見えないからすごく不安だし、テレビや時計も見えないから意味なし…。
いろいろ考えてみると、眼鏡をかけていること、眼が悪いことが理由で自分の”やりたい”に制限をかけていたこと、小さなストレスが生まれていることに気づきました。そこに気付いた時、自分のストッパーから逃れるための投資としてICLをすることを決めました。

少し話が逸れますが、私は大学生の頃は合気道部に所属しており、毎回眼鏡をはずして稽古していました。この時はまだ、"眼鏡をかけない生活を送れる"という選択肢は、自分の中に存在していませんでした。
強度近視でも適用可能な方法が開発された技術の進歩のおかげでもありますが、私の物事の捉え方や考え方の幅も変化し続けてるんだよなあ、と感慨深かったです。

メガネがなくてまず感動したのは、雨の夜に傘を差さずにランニングできることでした。メガネをかけていたら視界不良になるため、雨の日のランニングはなかなか厳しいものがありました。これが、多少の雨なら全く気しなくてよくなりました!!本当に嬉しい!!
そのほかにも感動したことはたくさんありますが、一言で言えば「解放感」に尽きます。心理的なストッパーは人や組織に関わる仕事をしているとよく見聞きする事象ですが、物理的なストッパーだって、外せるなら外してみればいいんじゃない?というのは大きな学びになりました。
後述の事情によりまだ空手は始められてないのですが、きっとしばらくは小さな感動を享受し続けることと思います。

さて、ここまでが前編です。長かった!!
後編は
・8月:仕事の手ごたえ?(組織内での立ち位置の模索)
・10月:目標設定が謎にハードになった(やりたいからやる!が原動力)
・11月:国家資格キャリアコンサルタント養成講座に通い始める
・12月:部署内メンバー全員へのヒアリング
みたいなことを書いていきたいと思います。結構仕事のこと多めになりそうな予感がします。それゆえ、ここに触れておかないと2025年の抱負が立てられないのですよね。

もし続きが気になった方は後編に続きますので、引き続きよろしくお願いいたします。


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