見出し画像

「還暦、おめでとう」

こんにちは。
「誰も知らない時代劇作家」 ナカるん♪です。

私がお世話になっております、南海日日新聞社さんに、
エッセイが載りましたので、こちらにもシェアしますね。

南海日日新聞社さんは、コチラです。(^O^)/

今回のタイトルは、「還暦おめでとう」です。
まだ、なってはおりませんが、
近々にはなってしまう、還暦・・・。

自分と同級生の皆さんにエールを送るつもりで書きました。

どうぞご笑覧ください。

2025年1月9日(木)掲載分

少し見づらいので、下に原文を載せますね。


「還暦、おめでとう」

 私は今年、60歳になります。同級生の多くは、すでに還暦を迎えていますが、私は、七つ上がりなので、これからになります。

 私達の生まれた昭和39(1964)年度は、ちょうど東京オリンピックが開催された年でもありました。私の中でオリンピックと言えば、先のコロナ下で行われたものではなく、断然この年です。私達の半分はまだ産まれてはおらず、私もテレビの中でしか知りませんが、画面からは未来へ向かって、日本が一丸となっていく様子が窺えます。もはや戦争の影など微塵もなく、私達の将来も希望に満ちたものでした。

 そんな自由を謳歌して来た世代のせいか、若い頃には「新人類」などとも呼ばれていました。考え方が親世代とは全く違い、何を考えているのか分からないと言う事で。ブランドブームに海外旅行、ボディコンで踊る女性達の姿が連日報道されたりもしました。やがて、その宴が終わるかのようにバブルが弾け…、私達の青春も終わりを告げました。

 かつてのような華々しさはなくなったけれど、それからの私達は、職場や家庭や地域社会で、一所懸命働いてきました。そんな私達もついに還暦を迎え、ホッとしたのも束の間、これからの人生をどうするかを考える年代になってきました。「若さを羨み、老後を憂う」という時期に―。

 しかし、最近読んだ「60歳のトリセツ」という本の中にこう書いてありました。〝脳のピークは56歳からはじまる〟と。(これは、脳の発達が7年周期に起こるかららしいのですが)つまり、我々の脳の完成は、56歳からで、63歳からは、人生の達人になるそうなのです。物事がよく分かる年代に。
そう聞くと、人生まだまだ捨てたもんじゃないと思いますよね。ただし、これには体力維持が欠かせないらしくて…。脳は、身体に合わせてぼんやりしてくるというのです。

 そんな訳で、同級生の皆さま、やっと役割としての人生が終わり、本来の自分に戻るターンに入りました。体力を保ちつつ、何か没頭できるものを楽しんでいきましょう。まだまだ若い!

 還暦、おめでとう。


これは、誰しもが感じていることだと思うのですが、
現代人の老化は遅くなっていると考えます。

昔の還暦といえば、本当に老人という感じでしたが、
今の60代、70代って、けっこう若いですものね。

50代なんて、本当に、「え?50なの!?」と驚くほど、見た目若い人が多い。

たぶん、昔からすると、20年くらい年がずれている気がします。

なので、今の還暦は、昔で言えば、40歳かな?と勝手に想像しています。

だから、もちろん、赤いチャンチャンコも着ないし、
友達同士では、赤いパンツや靴下など気軽に使えるものを贈り合ったりしました。

赤いパンツは健康になると言うしね・・・。(^^;)

ただし、その分、大人になるのが、軒並み遅いです。

ウチの息子なども、まだまだ子供だなぁ…と思うし(もう、33なんですけど・・・(*´з`))、
結婚年齢も高くなっているし、そうなると、出産年齢も上がってきますよね。

それでもいけているのは、やはり肉体の老化が遅くなっているからだと思います。

ウチの島は、長寿の島なんですけれど、新聞の死亡欄には、
110歳、100歳なんて、ザラに載っていますよ。

90代で早かったね・・・みたいな。

どれだけ長生きできるかは分かりませんが、健康だけには気をつけて、
みなさん、頑張って生きていきましょうね♪


☆それでは今日もよい一日を。

売れています!
ありがとう。

この本を参考にさせていただきました。感謝です。