昨日、鹿児島のおばさんから・・・
電話を貰った。
内容は、私の本、「おやこしぐれ」の事だった。
親戚に配るために、三冊買ってくれ、老眼鏡と拡大鏡を使い、読んでくれたそうだ!
(ありがとう~!おばさん!!いつも優しくしてくれて感謝です💓)
とっても面白かったと言ってくれ、どうやって、こんなお話を思いつくのかと聞かれた。
「へへへ、実はこの話には元ネタがあるのです」
と言っておいた。
そうなのだ。このブログの読者の方には分かると思うのだが、
以前にもこの元ネタの話は書いておいた。
中学生時代に、学校図書館で、読む物がなくなり、つい、江戸時代の逸話集のような本に手を出した。
その中に、変わった話が載っていたのだ。
それが、今回書いた「おやこしぐれ」の元になったものだ。
その事は、この記事にも書いたのだが・・・、
やはり、関心事は、自分の子どもが殺されたのに、
最悪「許すことは出来ても、同じ家には住めない」ということだった。
これは、読んでくれた友人も言っていたことで、
「やっぱり許せないよね~」ということだった。
この事は、子を持つ母親ならば、共通して言えることなのだろうと思う。
頭では分かっていても、心はついていけないのだろう。
〝恩讐を越えて〟は、なかなか難しい事ではないかと思った。
そんな訳で、「母親」たちの心には響いたようだ。
しかし、一方では、独身男性たちには、さっぱりのようだった。
「自分に子どもがいないからでしょうか、分かりませんでした・・・」と言われた。
そうか・・・。
ならば、この物語は、〝母親〟限定の作品なのだろうか?
とも思うけれど、
出来れば、老若男女関係なく、幅広く読んで欲しいとは、作者の切なる願いである。
いつかみんなに届きますように。
そう祈りつつ、電話を終えた。
☆それでは今日もよい一日を。
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