2024シーズン 大里FC観戦記
はじめに
2024年は、個人的にも、チームとしても思うようにいかなかった一年でした。
そんな中でも半分以上の試合に観にいくことができ、魅力的な試合を見れたことを幸せに感じています。
昨年も書いたNoteで、備忘録も兼ねて今回も2024シーズンを軽く振り返っていきます。
※写真・感想のない試合は未観戦
*補足*
私が応援している大里FCは、埼玉県社会人サッカーリーグ1部(J7)に所属する社会人サッカークラブです。
2024シーズンの埼玉県社会人サッカーリーグ1部は前期と後期でリーグ戦を行われました。
全12チーム中、前期で上位6チームに入ったチームは後期は上位リーグで戦い、下位6チームが下位リーグで戦うこととなります。
後期は前期の結果は引き継がれません。
下位リーグのうち6チーム中3チームが降格圏となります。(降格には様々な条件あり)
前期
第1節 4月7日 大里FC △1-1△ ACアルマレッザ入間 @越谷しらこばと陸上
桜が咲き誇る越谷しらこばとでの開幕戦。
前半30分ごろに先制されたものの、大里得意のディフェンスで流れを掴む。
後半に入るとリズムを取り戻し、チームの大黒柱#14 齋藤選手のゴールで同点!
試合終了間際にも立て続けに攻め込み、#4 小泉(郁)選手のゴールポストに当たるシュートもあったが、惜しくも得点を奪えず試合終了。
それでも、強豪アルマレッザから貴重な勝ち点1を手にした。
第2節 4月14日 大里FC ●3-7○ 東京国際大学ドリームス @堀崎公園
第3節 4月21日 大里FC ●2-5○ 川口FC @川口青木公園
第4節 4月28日 大里FC ●1-2○ KUMAGAYA CITY FC @熊谷スポーツ文化東多目的
第4節の相手は、昨季2部で優勝し昇格を果たしたKUMAGAYA CITY。
元jリーガーも所属しており、昨シーズンまで大里FCでプレーしていた選手もいる。
熊谷開催ということもあり、CITYのサポーターも多く駆けつけていた。
同じ熊谷市をホームとするチーム同士ということで、特に負けられない、負けたくない試合だった。
試合開始直後から攻め込まれるシーンも見られたが、両チーム得点できず前半終了。
後半に入ると大里が主導権を握り、#14 齋藤選手の4試合連続の6ゴール目となるゴールを決めて先制!
しかし、ベンチが4人と厳しい台所事情の大里は次第に厳しい展開に。
難しい判定のPKもあり、立て続けに失点。
1-2の逆転負けで試合終了となった。
新加入選手との連携も少しずつ取れるようになり、良いサッカーができてきたものの初勝利は遠い...
第5節 5月5日 大里FC ●0-6○ TIU @東京国際大G
第6節 5月12日 大里FC ●1-3○ 与野蹴魂会 @熊谷スポーツ文化東多目的
2023シーズンの前期は2-2、後期は5-4と死闘を繰り広げた両チームの対戦。
熱い戦いになるかと思われたが前半8分に失点すると立て続けに更に1点失い、いきなり劣勢に。
その後守備を立て直した大里は、良い流れを保った状態で2点ビハインドで試合を折り返す。
後半に入るとすぐに試合が動く。
古巣相手に#23 内田選手の2年連続のゴール!
46歳レジェンドの魂のゴールで1点差に追い上げる。
しかし、その約10分後に与野に追加点を許してしまう。
サイドからの攻撃でゴールを揺らすが、不可解?なオフサイド判定で得点にならず、1-3で試合終了のホイッスル。
新加入の#18 今井選手の活躍もあり、良いシーンが多かっただけに悔しい敗戦となった。
第7節 5月19日 大里FC ●0-5○ 大成シティFC坂戸 @坂戸市民総合運動公園多目的
素晴らしいピッチでのアウェー戦。
首位を争う大成シティ相手に前半から果敢に挑む。
#31 神田選手の好セーブもあり、この日も少数精鋭ながら大里の持ち味が出た展開に。
スコアレスで折り返し、後半に期待がかかった。
後半開始直後にオウンゴールで先制を許すと、怒涛の大成シティの攻撃が続く。
必死のディフェンスでかわしていたが、後半30分ごろに追加点を取られると力尽きてしまった。
試合終了間際まで運動量の落ちなかった大成シティが5-0で完勝。
大成シティは交代で入った選手も良いプレーを見せており、見事な選手層の厚さだった。
第8節 5月26日 大里FC ●2-3○ 越谷FC @越谷しらこばと陸上
2023シーズンは越谷FCに前期で勝利。
強豪ではあるが、良いイメージを持って初勝利を掴みたい一戦。
試合開始直後、#18 今井選手のゴールで先制!
2024シーズン初めてリードして前半を折り返す。
しかし、後半に入ると越谷ペース。
同点に追いつかれるとすぐに逆転される。
終了間際にも追加点を失い1-3に。
#14 齋藤選手がラストプレーでゴールを決め1点差にするも万事休す。
選手同士の連携が良くなり、プレーの精度が向上している一方で、点差以上に力の差を感じた一戦だった。
第9節 6月2日 大里FC ●0-4○ さいたまSCセカンド @秋葉の森
良質な天然芝を誇る秋葉の森でのアウェー戦。
この日はさいたまSCサポーターも多く駆けつけていた。
前半30分ごろに先制されると、展開を占うかのような雨が降りそそぐ。
後半に入ってもさいたまSCセカンドの勢いを抑えることができず0-4で完敗。
しかし、この日は大里のサポーターも集まり、幸せな空間を共有できたことがとても嬉しかった。
第10節 6月30日 大里FC ●1-2○ FCカラスト埼玉南西 @坂戸市民総合運動公園多目的
1ヶ月インターバルを挟んだ第10節の相手は、昇格初年度から旋風を起こすFCカラスト埼玉南西。
後に関社でベスト4になるフレッシュ軍団相手に、互角の戦いを見せる。
前半30分ごろに、今シーズンCALIENTEから加入した#29 長谷川選手のゴールで先制!
攻め込まれても落ち着いたディフェンスで凌ぎ、前半をリードで終える。
後半開始直後に同点に追いつかれるもカラストがレッドカードで1人少なくなり、有利な時間帯が続く。
しかし、後半に課題を残す大里はこの日も終盤に苦しい展開になる。
後半45分に失点し、あと一歩で逆転負けとなった。
第11節 7月7日 大里FC ●1-7○ さいたまSC @坂戸市民総合運動公園多目的
危険な暑さが予報されていたこの試合。
ピッチ周辺はおそらく40度近くあり、勝利よりも身体の方が心配になる気候。
このような日は中止という選択肢も考慮に入れてほしい。
対戦相手は長らく関東リーグで活躍したさいたまSC。
この日もその力を存分に見せつけられ、前後半で7失点。
苦しい試合となったが、試合終了間際に強豪校出身の2024シーズン新加入、#6 宮下選手がゴールを揺らし、サポーター席は大いに盛り上がった。
危険な暑さの中、大里のサポーター・選手の誰も体調を崩さなかったことが、何よりも良かった。
この試合を持って前期リーグ12チーム中12位となり、後期は下位リーグでの戦いとなった。
後期
第12節 9月1日 大里FC ●2-6○ KUMAGAYA CITY FC @坂戸市民総合運動公園多目的
第13節 9月8日 大里FC ●0-3○ さいたまSCセカンド @秋葉の森
第14節 9月15日 大里FC ●2-3○ 越谷FC @熊谷スポーツ文化東多目的
第15節 9月22日 大里FC ○5-4● 川口FC @東京国際大学G
1部残留のためには勝つしかない状況。
この日の大里は違った。
試合開始してすぐ、#29 長谷川選手のゴールで先制すると、立て続けに2023シーズンチーム内得点王の#9 生井澤選手が連続ゴール!
1点を返されても大里は攻め続けた。
前半終了間際に#14 齋藤選手がゴールネットを揺らし、3-1で折り返す。
課題の後半、オウンゴールで1点差まで追い上げられるも、しぶとい大里は#28 森下選手のゴールで再度突き放す。
これで勝負有りかに思われたが、初勝利への道はそれほど甘くなかった。
後半20分にまたも一点差に詰め寄られ4-3になると、大里と同じく残留を期す川口FCの意地の攻撃で、後半40分ついに追いつかれてしまう。
そんな窮地を救ったのは#6 宮下選手だった。
試合終了間際に宮下選手の勝ち越しゴール!
両チーム、死力を尽くした試合は大里に軍配。
もがいてもがいて、もがきまくって勝ち取った初勝利!
ようやく見れた選手の笑顔に、この上ない喜びを感じた。
第16節 10月6日 大里FC ●1-5○ 与野蹴魂会 @東京国際大学G
泣いても笑っても今期最終戦。
限りなく残留の可能性は低い状態だったが、1ミリの可能性を残すためにも勝利するしかなかった。
しかし、現実は厳しかった。
前半にすでに4点取られ、主導権を完全に持ってかれてしまった。
後半にも追加点を取られ、0-5に。
それでも最後に、#18 今井選手の意地のゴールで大里スタンドは大盛り上がり。
大差で負けはしたものの、次の試合まで待機していた南葛SCサポーターの皆さんにも拍手をいただき、良い形でリーグを終えることができた。
まとめ
総合成績は1勝14敗1分の12位と、2023シーズンの勝率5割から比べると、かなり厳しい数字が続く結果となりました。
しかし、悲観することはありません。
SNSでもチームの雰囲気や声掛けについて多くのお褒めのポストをお見受けすることがありました。
もちろん勝てば嬉しいですし、負けたら少々残念に思うこともありますが、このような素晴らしいチームを2024シーズンも応援できたことが本当に幸せだと感じています。
何より2024シーズンも、一介のサッカーファンにすぎない私を歓迎してくださり、大切にしてくださった選手・スタッフ、そして時に対戦相手のチーム関係者やサポーターの皆さんにもご協力いただけなければ、このような一年を過ごせませんでした。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
2025シーズンは2部での戦いにはなりますが、新しい出会いを楽しみに、これからも大里FCを陰ながら応援していきたいと思う所存です。
今後ともよろしくお願いします!
2025シーズンもバモ!大里!!