道路、道の駅、自然農、物々交換
水のおいしいところへ引っ越し
— なかむら/スノボ時々WEB支援 (@unakamuraya) June 10, 2022
井戸を引いている家にこだわり
野菜を自分で育て
物々交換を積極的に行い
地域経済圏の必要性を訴え
小商いカルチャーを進め
コンパクトな暮らしを心がけ
時々知見を広げ・・・
てきたことが色々繋がって来ていると感じる今日この頃…
弊市にて。
「新しく道路ができるから、街中への周遊をどうやって促すか考えよう!」
って結構いろんな人から言われるんですが、とうとうこの間、酔っぱらった憩いで、「それって順番逆じゃないですか?作るのが目的なら、できたらそれでいいんじゃないですか?」って言ったら軽く場が凍り付いてしまいました。
本件に限らず、会社員時代から「そういうホントのこと言うなよー」と良くたしなめられていた中村です。こんにちは。
***
「え、だって、目的と手段が逆転してないですか?」
「投資回収の見込みって教えていただけたりしますかね?」
ってことをコンコンと詰めていくと、だれかに後ろから刺されそうなので、そこを追求するつもりは全然ないです。
関係各位におかれましては、日々大変なお仕事をされていることは重々承知していますので、誰かを貶めたりする意図は全くなく、「まあみんなでいろいろやっていると、色んな摩擦や認識違いも生じるけど最後にトータルでいいところに行けたらいいじゃないですか」というつもりで書いています。
ご了承ください。
投資したお金を何年で改修するか?
自分も借り入れをして建屋をリノベーションする経験をさせてもらえたので、今でこそピンとくるようになったのですが、投資を何年で改修するか?という発想はとても大事だと思っています。
例えば500万借りて事業をするなら、「年間100万円ずつぐらいは返したいからそれ以上利益が出る事業を組み立てよう~。」
という風に、やりたいことの規模感と、使えるお財布事情、実際の事業の試算などをパズルのように組み合わせながら、大枠で大コケせず・それ燃えるね!って事業の組み立て方をする。っていう発想です。
でも、多くの人はそういう考えにピンと来ないと思います(もちろん以前の自分も含めて)
だから、元手を用意して、仕入れして、売り上げして、手元にお金を残して
それを原資にして次の仕掛けをして・・・
という、小商いカルチャーを盛り上げたいなと思って、地元のお祭りの主催・企画にかかわらせてもらっていたりします。
https://note.com/naka668/n/ne1e4af04ad1b
ハードやハコモノは悪なのか?
いままでいろんな場所に住んできて、どこにいても「ハコモノ行政」というキーワードを耳にしてきました。
ネガティブな意味で捉えられがちな言葉ですが、個人的には、ハコモノ自体が悪いんじゃなくて、そのお金がどこからどこへ流れて、どう巡っているかが大事かなーと思っている人です。
ここに道路ができたおかげで、めっちゃ生活が便利になったわー。
町も潤うわー。いろいろ心配してごめんね~!
っていう風になっていくか、色んな人の視点で見ていけるといいなーと思いますが、おっきいお金のことって正直よくわかんないですよね?なので、身近な例でいくつか例えてみたいと思います。
野菜を育てると、投資回収のことが分かる
うちの家庭菜園を例に取り上げます。
自分で野菜を育てて分かったんですが、例えばジャガイモって、1つの種イモが10倍ぐらいになって収穫できたりします。感動します。
シソとかも育てるのが超簡単で、種をその辺にばらまいておけば普通に育ってくるし、刻んで味噌汁に入れると最高です。花が咲くまで放っておくとそのうち種ができて、その種の量も半端なく多いです。
最初は種や苗を買ってくる必要がある(投資)けど、将来何倍にもなって帰ってきます(リターン)。
これを延々と繰り返していったら、土壌がある限り増殖できます。
毎年買っていた種や苗代が必要なくなり、自分の庭の土から家族分+αが生えてきます。
これが、みんな大好き「不労所得」とか、「FIRE」の農バージョンです。
身近な人におすそ分けすると、何かいろいろ返ってくる
食べきれない分が出てきたら、仲の良い人におすそ分けとかしてみると、もっと面白いことが起きます。時間差は生じるのですが、地元の山で獲ってきた熊や鹿の肉をお返しで貰えたりします。
個人的な趣味趣向で言うと、特に鹿肉は大好きです。一粒の種が鹿肉に変わり「うめー!」って舌鼓を打つ。
これってめっちゃ豊かじゃないですか。
他にも、自宅でカニパーティーとかを開催して「一品持ち寄り」形式の飲み会を催すと、不思議なことにほぼ確実に次の日の朝、自宅にお酒が増えています。
封の空いた日本酒を何日も放置しておけないし・冷蔵庫の容量もそんなにないので、余ったお酒でまた楽しい宴を催せたりします。
何かを元手に始めたもので、自分も周りも喜んでくれて、巡り巡って自分の暮らしが豊かになる。
「投資と回収」と聞くと難しいのですが、「ありがとうループ」的なものがきれいに回っているかに意識してみると、少しわかりやすいのではないでしょうか?
消えた数億・数兆問題について
家にテレビも無いですし、新聞もとっていないので、時々小耳にはさむ程度なのですが、なにやらいろいろと世間が騒がしいようです。
こないだ行ったお寿司屋さんで、4000億円がどうのこうのというニュースが流れていまして、ついうかつに「それより消えた16兆はニュースにならんのかな?」と口が滑ってしまいました。
誰かのポケットマネーが飲み屋に消えた話なら、そんなに世間は騒ぎません。
*
私も20代のころから今に至るまでまで10数年。自腹で旅行に行き、色んな地域のいろんな宿に泊まったりしてきましたし、高い買い物もそれなりにしてきましたが、「いいものにはお金を気持ちよく払いたいし、全然イケてないものには1円たりとも払いたくない。」という気持ちは年々強くなってきています。
そこにきて消えた数億・数兆のニュースです。
きっと原資は税金でしょう。
おっきなお金のことが分からなかったら「ありがとうループ」なる心地良い感情が心の中にあるか否か、自分に問いかけてみるといいと思います。
払った税金の分、恩恵を受けていますか?感じていますか?
払った年金の分、「老後は安泰だ―」って思えるようになってますか?
*私が会社に入ったときは60歳から支給だったのが、いつしか65歳に伸びたところまでは記憶があります。最近だと70歳とも75歳ともいう数字も目にするけど、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、???
払った保険料の分「ケガしても病気になっても安心だ―」って思えていますか?
*ちみにここ数年は病気もケガもほとんどしてないから、私個人で見ると正直払い損です。すべての前提を無いものと仮定したら、100%実費治療でもいいんじゃないだろうか?うん。それでいいな。って思う瞬間すらありました。(あくまで個人の観点で一時的に湧き出た感情であることをお断りしておきます)
行政や政府批判ではありません。これは自分自身の商売についても同様だということです。私の仕事は、お客様に喜んでもらえなければ、次の仕事はありません。
イコール、
お客様に喜んでもらえなければ、次の収入はありません。
ということです。業種、職種等しく、同じ力が働くと思うんです。という話です。
おっきなお金はどう巡っているのか?
「大企業の内部留保と実質賃金」で検索すると、右肩上がりと右肩下がりのグラフがいっぱい出てきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1654845690415-FyDxrcjHRz.png?width=1200)
以前、おっきな会社に勤めていた関係で、その背景も何となく察するようになりました。合っているかどうかはわかりませんので、ご自身でも調べてみてください。
大企業が優遇される税制
↓
バックの団体などが票田
↓
その候補者が当選
↓
政策もそっちに偏る
↓
お金も大企業に流れる
・・・って、おっきいところだけでぐるぐるお金回しとるだけやないかーい!
そんなことを察してしまったらですよ・・・
「拝啓、時下ますます…カニパやるからご参集方…」って言われても行きませんがな。
「拝啓、時下ますます…野菜作ったんでご購入方…」って言われても買いたくなりませんがな。
・・・ありがとうループは、、、そこにあるんかぁ?(岩下志麻風)
構造上の欠陥のしわ寄せと、憤りの行先
そしていよいよ、現場でよく耳にする言葉に戻ってきます。
「社会課題を知恵と工夫で乗り切ろう!」
「アイディアのブレストしよう!」
って言われても、なんだかなーと思ったりすることが増えてきました。
だから最近は、ミクロな規模の地域課題について話すときは
「ってか、そもそもそれを現場で考えさせる構造的な欠陥がおかしくないですか?」って問題提起するようにしています。
安心して暮らせる社会って、こんなに複雑なんでしょうか?
どうかこのモヤモヤが、良くなる過程の肥やしであることを願うばかり…
というわけで、こっちはこっちで小さくできることを進めるまでです。
自分で野菜も作り
なるべく地元の野菜を買うようにし
国産素材のものを選び
amazonに頼りすぎず地元のお店で買い物をし
物々交換も積極的に
井戸水を引いて
電気が止まっても太陽光で少々なら何とかなるようにし
薪は近所からもらってストックし
それなりの備蓄もする
水のおいしいところへ引っ越し
— なかむら/スノボ時々WEB支援 (@unakamuraya) June 10, 2022
井戸を引いている家にこだわり
野菜を自分で育て
物々交換を積極的に行い
地域経済圏の必要性を訴え
小商いカルチャーを進め
コンパクトな暮らしを心がけ
時々知見を広げ・・・
てきたことが色々繋がって来ていると感じる今日この頃…
世の中が便利に、暮らしやすくなることは歓迎しますので、ゼロかイチを話しているのでは無い点にご注意ください。
知れば知るほど「くぅ~、世の中世知辛いなー。」と感じながら、それでも歯を食いしばって明るく振舞っています。
私も全てに精通しているわけではありませんし、なるべく自分が直接見聞き・体験したことから伝えるようにしていますが、楽しく・したたかに学んでいけたら良いなと思います。
繰り返しますが、
関係各位におかれましては、日々大変なお仕事をされていることは重々承知していますので、誰かを貶めたりする意図は全くなく、「まあみんなでいろいろやっていると、色んな摩擦や認識違いも生じるけど最後にトータルでいいところに行けたらいいじゃないですか」というつもりで書いています。
よりよい明日をイメージしながら、行動していきましょう。