劣等感を叫ぶ 【詩】

できない
僕にはできない
回転率の速い飲食店のキッチンスタッフ
僕にはできない
記憶力の良さと運転技術のいるタクシードライバー
僕にはできない
たった数分で振り入れしてステージで踊るアイドル

僕にはできない

僕は歌いたい
うまく歌いたい
誰かから「すごい」と言われたい

この詩だってそう

周りより劣っているとは思わないが
周りより優れているわけではない
そう思うと
劣等感に襲われて
平凡な自分になった
過去を悔やむ

周りができないことができたら
よかったのにな
でも
上手さより楽しい人生なら
もっといいもんだ
「凡人」なんて存在しない
個性に優劣なんてないんだね イエス OK

この詩も
きっと僕にしか歌えない
だから大丈夫
だね。

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なじん
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