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生肉Lover歓喜の肉刺し・もつ焼き「ふじ屋」

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浜松町の煮込み・肉刺し・もつ焼き「ふじ屋」

ここは極めて新鮮な豚内臓が食べられることで有名なお店。「デイゼロ レバー」が人気です。「デイゼロ(DAY 0)」とは、さばいてから一日経ってない、つまり超新鮮という意味です。生でも食べられるくらい新鮮なレバーを売りにしています。

「本日の入荷」

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こちらのお店は、朝〆のもつを芝浦の食肉市場から直送している様子。しかし、食肉市場は土日祝が休場日です。その日にさばかれた超新鮮な「デイゼロ」の内臓肉を食べたければ、平日に行くのがベストでしょうか。

参考:東京食肉市場 営業日カレンダー
https://ssl.tmmc.co.jp/trader/calendar/

食べておきたい「肉刺し」

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生肉愛好家なら、肉刺しは絶対外せません。迷ったら「肉刺し盛り合わせ」を注文しましょう。この日の盛り合わせは、左から、タン刺し、コブクロ刺し、ハツ刺しです。

低温調理で、程よくいい感じ。それぞれ味付けがしてあるので、そのまま食べられます。タン刺しにはレモン、ハツ刺しには柚子胡椒が添えてあります。コブクロ刺しは、酢モツ風の味付けです。

この日は開店直後の入店でしたが、後から来たお客さんの肉刺しは、コブクロの代わりにセンマイ刺しになっていました。盛り合わせの内容は、在庫によって変動するようです。

生肉感半端ない「さがりユッケ」

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こちらは豚さがりのユッケ。たたき風に火が入っていますが、なかなかのレア加減で、生肉愛好家の心も踊ります。ナマナマしてムチムチした食感がたまらない!生卵のヌメヌメ感と相まって禁断の極みです。

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ちなみに「さがり」とは、焼肉でおなじみのハラミと同じ横隔膜筋の仲間ですが、サガリは背中側の横隔膜筋。ハラミよりも脂が少ないヘルシーなお肉です。

透明スープの「塩もつ煮込み」

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こちらの塩もつ煮込みは、ホルモンマニアなら絶対食べておきたい逸品。普通のもつ煮込みと違って、サラサラした透明のスープ。もつの臭みをごまかすなんてできない、やさしい塩味のクリアスープで煮込まれています。もちろん新鮮なもつなので、臭みなんて一切ない。これは、もつ本来の風味が味わえる芸術作品です。

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具を探ってみると、テッポウ(直腸)、シロコロ(小腸)などが発掘されました。コラーゲンの破片がサラサラと沈んでいて、すごく身体によさそうです。

絶妙な焼き加減の「ればー」串

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そしてお待ちかねの焼き物は豚レバです。強めの塩をふって表面はしっかり焼けた感じですが、一口噛むと、とろける食感!とろ〜り甘い、あのレバーの味!臭みなんて一切ない!みんなレバーが好きになる味!!

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断面図はこんな感じ。ただただ素晴らしいです。生肉Loverなら絶対食べるべし!!

極めてやわらかいフワッフワの「テッポウ」

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そしてビックリしたのがテッポウです。テッポウとは豚の直腸で、もつ焼きでも固いと言われる部位なのですが、こちらは口に入れた瞬間フワッとしていて、マシュマロのようにやわらかい!一体どうなってるんだ!テッポウの概念を覆されたメニューです。

品切れで食べられなかったものや、まだまだ気になるメニューが沢山あります。また食べに行きたい、お気に入りの店です。


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ホルモン もいしょう
閲覧ありがとうございマルチョウ。これからもよろしくお願いシマチョウ!