エコロジカル・フットプリントを知らない人に知ってほしい今の地球環境について
記事を見ていただきありがとうございます。
事業会社でデザイナをしております、ないしょさんです。
この記事では、落合陽一さんの「2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望」から、今地球が抱えている環境問題の情報とそこから考えたことを紹介していきます。
はじめに
この本を手にして最初に「知りたい!!!」と思った内容は以下の2つです。
・落合陽一さんが考える2030年の地球について
・2030年を地球を考えるにあたって把握するべき今の地球の状態について
今回の記事では主に後者の「今の地球の状態について」をとり上げています。
エコロジカル・フットプリントとは
結論から言いますと、エコロジカル・フットプリントは「人間の経済活動に必要とされる資源を土地面積に換算した指標のこと」です。
この指標によって、世界のどこで資源が消費されているのかが分かり、数値が高いほど自国の面積以上の負担をかけていることになります。
食べ物を作るために必要な耕作地や牧草地、暖房・冷房や調理などで加熱する際の燃料、車や工場から排出した二酸化炭素の吸収のための緑地というような、人間のあらゆる活動から必要とされる土地面積を逆算すると、エコロジカル・フットプリントが算出されます。
地球が1.7個分必要かもしれない話
上記の話を踏まえた上で現在の日本と地球のエコロジカル・フットプリント事情について説明します。
今の日本の場合、生活をし続けていくために必要な土地の広さは日本国土の7.1倍とされています。
さらに、現在の世界全体の人々の生活を支えるためには、地球が1.7個分必要といわれており、すでに地球に備わっている吸収・浄化をする能力を超えているという状況になっています。
ないしょさんの個人的な考え
エコロジカル・フットプリントについて考えたことは
・この指標の数値を下げることが今後の課題になってくるのか
・それに基づく、個人・事業・国ごとのレベルで行える取り組みを考案するべきなのでは
まず、今の私の知見では「この指標の数値を下げることが目標であり課題だ!」と言い切れず、下げるという判断のほかにある可能性を模索する必要があると考えました。
そして、方針が決まった際に次に考えるべき取り組みは個人・事業・国ごとのレベルに分けて考案し、各国民に「今国レベルで行っていること」を認知させることによって個人や事業の取り組みが推進していくのではないかと考えました。
まとめ
今回の記事では
・エコロジカル・フットプリントとは「人間の経済活動に必要とされる資源を土地面積に換算した指標のこと」
・今地球にいる人たちの生活を支えるために、実は地球が1.7個分必要かもしれない
・ないしょさんが考えたエコロジカル・フットプリントの今後の展開
について紹介しました。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
※補足
この本を読むきっかけはデザインや思考に関する本も大事だけれどプロダクトを作る側としては今の地球レベルで起こっていることを知っておくべきだと思ったからです。
どれくらいの頻度であるかわかりませんがこういったデザインに直接関係ない記事も投稿しますのでよかったらまた読んでいってください!
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