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京都クオリアフォーラム「2024博士キャリアメッセKYOTO」を開催しました

「博士キャリアメッセKYOTO」は、博士に対する期待や現状を本音で語りあい、その存在を京都・奈良で盛り上げる場として、京都クオリアフォーラム*・人材育成Gのもと、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択された京都・奈良の7大学が連携して企画運営しています。

*京都クオリアフォーラム:
京都に根ざす大学と企業が互いの垣根を越えた交流を通して”「知」の共鳴場”を実現し、新たなイノベーションを創出することで、社会実装を通して日本の科学技術、産業界に貢献する事、世界をリードする人材を輩出する事を目的として設立された産学コンソーシアム。

・参加大学(50音順)
京都工芸繊維大学、京都産業大学、京都府立大学、京都府立医科大学、同志社大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学

・参加企業(50音順)
京セラ株式会社、三洋化成工業株式会社、株式会社島津製作所、株式会社SCREENホールディングス、NISSHA株式会社、株式会社堀場製作所、村田機械株式会社、株式会社村田製作所


2024年7月17日に「2024博士キャリアメッセKYOTO第1部」を京都産業大学 むすびわざ館で開催しました。「博士学生の期待とキャリアを考える」をテーマに、Part 1では社会人(博士)のご経験を語っていただくプレゼンテーションが行われました。7企業と1研究所からアカデミアと幅広分野の社会人(博士)の方々から、博士のキャリアモデル例、企業での経験談が紹介されました。Part 2では、博士学生限定で、企業との交流会を実施しました。プレゼンテーションを実施した社会人(博士)の所属する企業が、それぞれブースを出し、博士学生と直接対話が実施されました。実際に企業が博士人材に求めていることや、どのような仕事につくのかなど、博士学生から質問も盛んに投げかけられました。全体で110名(内学生53名)の参加があり、本学からは7名の学生が参加しました。

2024年11月1日には「博士学生の今を知る&次世代の高度専門家たちにエールを」をテーマとして、「2024博士キャリアメッセKYOTO第2部」を同志社大学 寒梅館にて開催しました。Part 1では博士後期課程学生による1分間PRのエレベーターピッチ(日本語/英語によるプレゼンテーション)、Part 2ではポスターセッション、そしてPart 3では博士学生や聴講生、企業担当者を交えたネットワーキングセッション(交流会)が行われました。発表学生48名の他、会員企業や聴講生(博士前期課程学生、学部生など)を含め総勢144名が参加し、活発な交流が行われました。本学からは6名の博士学生がプレゼンターとして参加し、うち日本人学生1名・留学生1名の計2名が企業賞を受賞しました。京都・奈良の7大学の博士学生が一堂に会し、お互いの研究内容や活動を知るだけでなく、会員企業の関係者と対面で交流できる貴重な機会となりました。

本学は今後も、京都クオリアフォーラムの会員大学・企業と連携して高度専門人材としての博士学生をPRする画期的な取り組みを推進してまいります。