自分の強みと弱みに向き合う
6年前からチームビルディングを学んでいます。チームビルディングは組織開発を実践するために私には必要な知識です。ここで学んだことで自分のキャリアも大きく変わりました。まさか自分がコンサルタントになろうと考えるなんて人生何が起こるかわかりません。
今月から自分が学んでいた養成講座のサポートをすることになりました。
6年前はリアルで学んでいましたが、昨今の状況から講座もオンラインに変わってきました。オンラインになったため、講座がスムーズに進むようにサポートすることが仕事です。と言っても先輩サポーターに一つ一つ指示を仰ぎながら進めている状況ですが・・・
学びがスタート
それはさておき、先日1講目の講義がありました。
最初は、人材力→組織力→関係力について学びます。
この3つを順番に回していくことが成果を上げる法則です。
この中で人材力を見る時に、人の強みにフォーカスします。強みとは能力というよりは、無意識に持っている思考の特性を指します。思考の特性を見る時には「効き脳診断」というものを使っています。効き脳診断の話を始めるとそれだけで語れるので興味のある方はHPを見てみてください。
私の強み
私の強みは人間関係に敏感で、相手の様子を見ながらコミュニケーションが取れることです。これはこれで良い部分もあるのですが、そうとは言えないところがあります。
強みというとなんだか良いことのように聞こえますが、そうではないこともあるのです。
強みでやらかす
講座の中で「強みでやらかす」という話になりました。強みは無意識でやっていることなのでいつのまにか当たり前になっています。そしてそれが「正しいこと」のようになっていきます。それを知らないうちに相手に押しつけています。でも、他の人から見るとそれは当たり前ではなく、違和感を感じるのです。これがコミュニケーションが上手くいかない理由です。特に私の場合は「思い込み」が強いかなと思いました。
思い返してみると
私は組織で何でもこなす便利屋さんでしたが、それゆえに独立するという決心がなかなかつきませんでした。本当はやりたいのに、自分が抜けたら周りに迷惑がかかる。周りの人たちが困るから・・・。など色々理由をつけていました。
でも本当は会社を辞めると言って周りから嫌われるのが怖かったのです。
そんな時、コンサルの先輩から言われたことがあります。
この言葉を言われてハッとしました。人間関係を大事にしすぎたために自分の本当の気持ちに嘘をついていました。
結局、上司に新しい道に進みたいという話をして受け入れてもらいました。
困られましたが嫌われることはありませんでした。今は別の形でサポートしています。元部下たちからも気軽に相談されています。
組織のスタートは人材力
このように人には「強み」があります。強みが弱みになることもあります。正直言うと、他の人の強みが羨ましく思うことも多いのですが、これが自分だということを今は認めています。
組織には色々な人がいます。それぞれにその人の強みがあり、この強みをしっかり活かせた時、その組織で仕事ができることに楽しさを感じますし、組織の成果も上がるのです。
決められたことを、みんなで仲良く行っていく「チームワーク」も大事ですが、自分の強みを活かせたと感じた時、その仕事はとても楽しいものになるのではないでしょうか。組織の一人一人がそういうふうに感じることができたら、すごい組織ですよね。
やっぱりチームビルディング最高!(笑)もっと色々な人にわかりやすく伝えられるように、あらためて基礎から学んでいます。