日本での会社経営とアフリカでの会社経営で一番違うと思う点はどのような点ですか?&10月22日の日記
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アフリカで会社とNPOやっているアフリカ系男子のナイケル(Naikel0311)です。
僕が最近好きなSNSでQuoraというサービスがあるのですが、一言でいいますと実名制Q&Aに特化したSNSです。詳しくは僕の以前のnoteに書いてありますが、コツコツと続けてましてとても楽しい。
それで、Quoraの事業担当の方に「noteに転載してもいいですか〜?」って聞いたら快く了承していただいたので、たまに転載していこうと思います。
今回は「日本での会社経営とアフリカでの会社経営で一番違うと思う点はどのような点ですか?」という質問にお答えしました。
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ご質問ありがとうございます。
アフリカで会社とNPOを経営してます、内藤獅友です。
現在「アフリカと日本をつなぐ」という理念で会社とNPOを経営しているため、日本とアフリカ両方で会社経営をしています。
まだまだ3年という短い期間ですが、
日本での会社経営とアフリカでの会社経営で一番違うと思う点は、
「違う文化圏にいる」ということになります。
自分が生まれ育った日本という国では、言語を始め、様々な文化が身に染み付いています。さらに相手からも同じ文化圏の人間という認識をしてもらえます。
ですが、アフリカに限らず海外で経営をする際は、現地の人からは「外国人」として接せられるので、そこを無視して経営をすることは出来ません。
具体的な例を挙げますと、私が現在アフリカの最拠点としているベナン共和国では、どれだけ練り上げられたビジネスプランと論理性を持って取引先との交渉に臨んだとしても、人によっては「ベナンという国を好きかどうか」が伝わっていないと、相手にもしてもらえない事もあります。
私自身、本当にアフリカやベナンが好きなので、そういった場合はしつこいと思われるくらいに「ベナンが大好きです」という想いを、出来るだけ具体的な食べ物の名前、現地語、時には現地の洋服を身にまとって相手に伝えるようにしています。
これは持論ですが、私は外国で暮らす際は「住まさせてもらっている」という感覚を忘れないようにしています。
少し環境になれてきて、仕事が上手くいってくると、そこで生まれ育った現地人に対して、自分よりも所得が低いという理由で、傲慢な態度を取ってしまうケースも日本人に限らず少なくありません。
そもそも論で、自分は彼らのスペースを借りて、文化を共にさせてもらっているという意識を持って暮らし、経営をしなければ、現地の人たちに喜んでもらえるような事業をする事が出来ないと考えています。
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今後、僕に質問をしてみたい!という方は、ぜひQuoraからしていただきますと嬉しいです!
10月22日の日記
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