開成高校、東大の野球部の記事を見て
球技の特徴、日本で人気の野球
球技の中で、サッカーとクリケットが人気のある競技でした。人気のあるスポーツに球技が多くなるのは、マテリアル・道具を扱う技術により、低い身体能力を補う可能性があるからと考えます。スポーツの醍醐味を感じやすく、幅広いターゲットに競技を広められると思います。また、道具を買うため、場所を使うための費用もかかり、さらに特異性が強くなります。一つのことに集中して長く経験してきたか否かで、その競技のスキルに違いが出やすくなります。いずれの球技も、手先もしくは足先の器用さ、反射神経は必要となります。どちらかと言えば馴染みやすい手先を使う、道具がある程度多く、ルール上も戦略的で応用が効き、割と体を大きく使い、日本でメジャーとなる球技は野球となります。バッティングセンターやキャッチボール含めて、きっかけ作りや、練習しやすい環境が日本では多くあるため、実は比較的始めやすいです。
弱者の兵法
技術と戦略は、身体能力を補い、ジャイアントキリング、弱者が強者を苦しめる現象を引き起こします。勿論、総合力に、バネなどの才能含む身体能力、筋力、瞬発力は大きく関わります。しかし、これらの要素は、トレーニングによりある程度鍛えられるものの、限界の個人差、人種差も大きいのです。また、技術と戦略を活かす、判断力、観察力、洞察力などの思考力も、おそらく、経験とともに向上させることができます。リーグ戦など長丁場になると疲労やケガへの対策、マネジメントが必要になります。戦争や戦いに勝つための方法にも通じますが、日本のプロ野球で、資金力に比して強いチームの監督は、思考力とマネジメントが秀でている方が多いと思われます。新庄監督の師匠、野村監督の仰っていたことを、ほぼ引用しています。
開成高校、東大野球部
六大学野球で東大と言えば、その中では勝ち星に恵まれないチームと言えますが、決して三振ばかりではなく、ヒットはまずまず打てている試合も散見されます。また、東大進学者の多い開成高校では、全体練習があまりないにも関わらず、都大会でそこそこ勝つようです。
引用記事ですが、戦術としては、割り切りという結果かもしれませんが、近年導入されている、セイバーメトリクス理論に沿った、合理的な野球をしていそうです。また、知人からは、芯に当てるのが上手い選手が多いと聞きます。高校野球では、少し前まで、飛距離もしっかり出る金属バットを用いていたため、長打も出ていたかもしれません。相手高校が甘く見て、前進守備をすると、余計長打が増えると思います。無論、スイングを安定させるのは最低必要ですが、打率は、ある方法で上げることができます(参照記事「学習能力を身につけよう」)。彼らの得点力は、高いレベルなのかもしれません。
また、東大では、2024年六大学リーグで、元ロッテの渡辺俊介投手の息子様である、渡辺向輝選手が奮闘しております。サブマリンからの投球は、ドラフト候補ですら苦戦するボールのようです。前述通り、開成高校同様、打線は点を取れる可能性があるため、投手が良ければ、かなり勝算はあると思われます。NPBですと、よりアンダーで投げるか、110〜120km/hの球速がナチュラルにもう少し上がると、日本ハムの鈴木選手同様の活躍が見込まれるような気はします。実は、かなり前に、清原正吾選手の少年時代、とあるバッティングセンターで、その時はガラガラでしたが、清原和博選手とともに見かけたことがあります。当時はおそらく、正吾選手は本格的に野球をしていなかったとは思います。今は大学生になり、先程の渡辺向輝選手からホームランを打ったようですが、お二人の活躍を期待しております。
自分は、練習含めると草野球をしていた時間が長く、医師になるまでは、勉強に費やす時間がかなり短いです。皆様も短時間で勉強量を稼いで、勉強もスポーツもしてみてはいかがでしょうか(参照記事「学習能力を身につけよう」)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?