職種に上下はない
こんにちは。
わたしは学生の頃、
「サラリーマンとは面白くないのではないか」と勝手に思っていました。その理由は、やりたい事もなく、短調に毎日を過ごしているように見えていたからなのですが、
だから、「あーゆー風にはなりたくないな。」と思ったこともあったように思います。
多分、そんな事を思っていた以前の私は、
サラリーマンとそれ以外の職種を、
知らぬ間に上下に分けていたのだと思います。
例えば。
やりたい事をやっている起業家もしくはベンチャーは上で、短調に生きているサラリーマンは下だと。。。
もしかしたら、
今の自由主義時代においても、
短調に見えるサラリーマンは、
「やりたい事を見つけられない人たち」として、下に見られている場合もあるかもしれません。
「なりたくない」とか。。
しかし、
短調に見えるから下として判断するのは、
あまりにも勉強不足と今は感じます。
わたしは、今企業に属しています。
いわゆるサラリーマンとして、クリエイティブを進めています。だから、こんな事を思ったのかもしれません。
職種に上下はない。
サラリーマンの立ち位置だからこそ、
わたしが思うことは、
企業には企業でしか学べないことがある。そして、企業でしか出来ないこともある。
そんなスタンスで仕事をしているためか、
企業としての立ち位置や、社会的責任など、学ぶ点が多々あります。
すなわち、
会社としてのカテゴリーではなく、企業としてのノウハウ、社会的あり方を学べるわけです。
また、個人では小さなことしかできないかもしれないけれど、企業にいるからこそ予算によっては大きなことができます。
私は今まで、数多くのストアオープンに携わりました。オープン店装のデザインや店作りなど、こんな経験はなかなか出来ません。
また閉店にも携わりました。この経験もなかなか出来る事ではありません。
企業にいるからこそ、
ある意味、サラリーマンとして働いているからこそ、このノウハウが身につき、
最終的には、
企業に縛られない自分のチカラがつくように感じています。
どの立場であれ、
仕事を通して学ぶ要素は沢山あるので、
職種を上下にわける事で、視野を狭めるのではなく、どの職種も自分のチカラをつけるための手段にすぎない。と思って楽しく取り組むことが必要なのではないかと思います。