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水があるみたいに

かなしい。
いつもこの感情の先に行けない。
ようやっといけて、悲しいぐらい。

最近調子が悪い。
私の最近は昨日と今日。
怖いとか萎縮とか過眠とかそういうのが朝から体に蔓延してる感じ。
朝起きて、あぁ起きたくなかったな、と思うことを繰り返している。
気づいたらそうじゃなくなると思う、しゃっくりみたいに。

誰かに助けを求めたかった。
だれかに。
はぶかれたり、無視されたり、そういうのが怖いから、自分を特別にしてくれる誰かをずっと求めている。
私の不安を帳消しにしてくれるような天使を。
いない。
わかっている。
いると夢見ることでなんとなくやり過ごせる日々もあるのだと思う。
いい加減この問題をどうにかできないだろうか。
だけど問題は重なるし、繋がるし、生きているということによって終わりがない。
わかっている。恐らく、少しぐらいは。
何度でも忘れて何度でも求める。
この世界の全ての痛みが癒される時についでに私の痛みも癒されてほしい。

ねてもねても眠い、起き上がるとめまいがするし肩や腰が痛い。
だけど起きないと頭に重りがついたみたいになる。
起きても頭は痛い。
だから起きる。
起きて、自分の心の泥の波が落ち着くのを待つ。
しにたい。
きえたい。
願いが叶わないとそう思う。
人生も自分もコントロールはできないし、願いは叶うことも叶わないこともある。
だから苦しい。

できない。
しかたがない。
治まると信じて待つしかない。
涙が出る。
何に対しての反応だろう。
もう無理だと思う。
だけど大丈夫。
今まで1万回はもう無理だと思ってきたし、もう無理だと思ってなぁなぁになってなんでか続く日々を送ってきたからある今だ。
飲み干そう。
そうだメルカリに出品しよう。

髪の毛がイラストみたい。
イラストの線みたい。
弟の手は暖かった。
私の冷えきった手足より全然暖かくて、まっすぐに私を見る。
私がそれを受け取れるようになった時、今の彼はもういない。
すべてが遅すぎるが、すべてが仕方がなかった。
そう、どんなにしょうもなくても、あの時の自分には、その程度のことしか、できなかった。
それでも重みはあるべきだ。
あそこにあったものを体が忘れないために。
浮かないために。

怖いと言えなかった。
辛いと言えなかった。
おかしいと思えなかった。
見過ごした。
ちいさな、決定的な、ことを、覚えてないのに振り返るのは困難だ。
でも永遠とここに居たくもないし、永遠とここにはいられないから。

たとえ今の自分には無理だと思えても、どうせできずに今を過ぎても、できると考えることで肺が開くなら、そうするべきだ。
肺が開く方がいい。
そっちに行くほうがいい。
夢は終わりがあるから渇望するのであって、終わりのない夢を求める気持ちは無いだろう。
だからきっとこういう願望もあってよかったことだと思う。
今死んでもいつか死んでもきっと、怖いから。

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