梛熬

ない|18のひび |13歳から学校行ってない| 同じこと何度も話してる

梛熬

ない|18のひび |13歳から学校行ってない| 同じこと何度も話してる

マガジン

  • 日記(文)

    日記の文まとめ

  • 日記(写真)

    写真のまとめ

最近の記事

悪夢の端

こわい。 明日は撮影で、撮影と言っても無償で集まって撮るだけだから、友だちとあそぶに近いはずなんだけど、ちょっとしたら吐きそうな感覚になる。 こわい。 失敗するかもしれない。 何も上手くいかないかも。 みんながっかりするかも。 状況がめちゃくちゃで、全然撮れなかったらどうしよう。 どうしよう。 失望の表情がお腹の上を舐めていくみたいだ。 こういうのは悪夢みたいなもので、細部が脆いことが多い。 具体的になにができずに何に陥るかというよりも、追い込まれた状況になった逼迫感だけ

    • 今日

      うーむ。 難しい。 ぐちゃぐちゃ思ってる間にスマホを見ている。 家の外に出た方がいいってわかっているんだけど。 父と話していない。 怖いから。 話しても嫌な気持ちになるってわかってるから。 なんか無視してるみたいな居心地の悪さを感じるけど、どれだけ気にしたところで父に言わせてみれば「自分のためにやってるだけ」なんだし、やってもやっても何もよくならないんだし、そもそも拒否されることのが多いわけで、がんばる意味が無い。 父がいると自分は安心できていないんだって気づいたら、安心

      • かえるの子

        「お父さんがFacebookに私の撮った写真を載せて、それに蛙の子は蛙ですねってコメントが来て、それをお父さんが嬉しそうに話してた。それを見て私は写真を撮りたいと思った。」 「多分お父さんに褒めてもらいたかったんだと思う。嬉しそうだったから。写真撮ったら話せるから。」 自分で、自分が話していることに驚いた。 涙が出そうになった。 それにもびっくりして、涙をこらえてしまった。 泣くということは、自分の弱いところを明示するようで、怖くて、いつも抑えてしまう。 だけど突然涙が出る

        • 水があるみたいに

          かなしい。 いつもこの感情の先に行けない。 ようやっといけて、悲しいぐらい。 最近調子が悪い。 私の最近は昨日と今日。 怖いとか萎縮とか過眠とかそういうのが朝から体に蔓延してる感じ。 朝起きて、あぁ起きたくなかったな、と思うことを繰り返している。 気づいたらそうじゃなくなると思う、しゃっくりみたいに。 誰かに助けを求めたかった。 だれかに。 はぶかれたり、無視されたり、そういうのが怖いから、自分を特別にしてくれる誰かをずっと求めている。 私の不安を帳消しにしてくれるような

        悪夢の端

        マガジン

        • 日記(文)
          23本
        • 日記(写真)
          6本

        記事

          傷ついているだけなんだ

          今日は父が家にいない。 これから1週間ほど仕事が忙しくなって、今日は広島に出張をしている。 久々の忙しい時期。 父は6ヶ月ほど仕事をしていなかった。(これには色々関わってることがあるのだけど、父は自営業のため仕事が来なかったという言い方が正しいかも) 父はいつも頑張ってくれている。 彼の抱える社会からの圧や責任、その苦しみが少しでも癒えてほしいと心から願っている。 私には想像の及ばない重みだと思う。 でも、父がいないと、安心する。 急にバットスペースに入ることもないし、父がい

          傷ついているだけなんだ

          この気持ちたち

          「パパの人生は失敗だ」 呟くように聞こえた。 私の存在が失敗の2文字で塗りたくられたような、はっきりしない、ものすごい速さと的確さで腹を殴られたような鈍い感覚だった。 えろいことはすごい。 私はずっとえろいことに頼ってきた。 人権蹂躙の根源にも近い"えろ"に。 頼るのが惨めで醜悪に感じていた時期はすぎて、ただただいたたまれないだけ。 でもすごいのはすごいのだ。 どんな言葉で片付けられようと、受け入れたくないことも受け入れたいことも全て濁流で押し流す。 どんな真面目に話してて

          この気持ちたち

          居てくれてありがとう

          起きた。 起き上がって、動く。 今日は出かける日。 朝起きて、映画を見ながらストレッチをする。 これをしないと体がゴリゴリになって動かなくなるし、ストレートネックが悪化する。 私は姿勢が悪い。 「夜明けのすべて」の、音楽に落ち着く。 電車に乗る。 今日はどきどきする。 いつもはできるだけ女の子に見えないような、服を着ている。 できるだけなにとも判断されたくない。 今日は大きな襟に花と蔦の刺繍が入ったシャツを着て、チェックの膝丈のワンピースに、白いマリオというのがいちばん分

          居てくれてありがとう

          大好き

          あなたが友だちであることを願っている。 あなたが私のことを嫌に思っていないといいなと思う。 あなたのことが好きなのか、あなたのことが怖いのか、わたししか見えていないのか。 「天才。大好き」 言われた時、私は顔をしわくちゃにして笑った。 虚しさが顔に張り付く。 このひとの特別になれない。 ひとに、居ていいと、あなたが来てくれてよかったと伝えてもらえないと、自分はいない方がいいのではないかと思考が飛躍する。 ノリについていけない。 あと2歩で落ちそうな崖。 気をつかってくれて

          傷口に絆創膏

          治らないから次の傷を作れないのではないか、ふと思った。 ゆっくりゆっくり気づいたら底にいるように歩いてきてしまって、動けなくなった。 こうなってしまっては、もう仕方がないとさめざめ泣くしかない。 痛みが癒えない。 日々のほとんどでは根源的な痛みを忘れて生きている。 薬を飲んでいるように、上から覆っているように。 なぜ薬を飲んでいるのか忘れて、薬を飲むことを恥たり疎んだり嫌悪する。 がりがり爪でいじくるようになってふいに剥がれて皮膚に風が当たる。 普段はどうというでもないただ

          傷口に絆創膏

          今突発的に自分のアディクションの根源みたいなんが出てきてた。 いつも突如降ってくるしにたいは、降ってくるんじゃなくて染み出ているんじゃないか、できてないと思っていたことはできすぎていたくらいなんじゃないかと、ショックを受ける 解決できない 寝れない 全身が恐怖ですくむ

          今突発的に自分のアディクションの根源みたいなんが出てきてた。 いつも突如降ってくるしにたいは、降ってくるんじゃなくて染み出ているんじゃないか、できてないと思っていたことはできすぎていたくらいなんじゃないかと、ショックを受ける 解決できない 寝れない 全身が恐怖ですくむ

          転覆しそうな願い事

          わたしのなかで、弱音を吐きまくりたいと思ってここで書き始めたので、弱音を吐きます。 いつも言ってるけど。 しんどーーーーーい。 しんどい。 なんでこんなに恵まれているのにしんどいのか、なぜこの環境があってこうなるのか。 むり。 むりです。 キャンセル界隈わたしもしたい。 拒絶キャンセル界隈したい。 最近、あぁやばいなぁと思っていた。 なんだかめちゃくちゃ疲れやすいし、すって立つと立ちくらみがする、ご飯食べ終わったあと動けなくなるし、なんとなくこう、血の巡りが悪い。 落ち込

          転覆しそうな願い事

          違和感と生命力

          あーあ、またズレてる、と思う。 本当に、微妙なことが、小刻みに、小さく重なっただけだった。 不安や焦燥や受け入れ難さが高波みたいに大きくなっている。 これを食らうとやばいということは見ればわかるが、ここまで来ていると、どこに逃げたらいいのか、次に何をしたらいいのか、体の動かし方から目のやり場まで分からなくなっている。 ひとに誘われるような形でコスプレをした。 遊んでいる時、楽しかった。 私は友だちとカラオケに行ったことがほとんどなかったし、友だちとお菓子を食べた記憶がなか

          違和感と生命力

          電車こわい

          無関心はこわい。 車内は無関心の塊のように思う。 4、5歳くらいの子が何かが当たったのか 「いだい゙ーーーー!!!!!」 と言っている。 お母さんらしきひとが 「っこら!!しー、しー!!怒らないで!!」 と言っている。 だれも彼らを見ない。 わたしも見ない。 なんだかめちゃくちゃ微笑みたくなったけど、見たらガンつけてるようにみえないか不安で見れない。 ただ誰も、彼らの存在を認めていないように、互いの存在を無くすように、手のひらの機械に釘付けになっている。 聴きながら、私も機

          電車こわい

          痛いしおかね

          履歴書を書きたくない。 証明写真を撮りたくない。 面接がめちゃくちゃ苦手。 そもそも仕事に行くことが苦手。 仕事を続けることも苦痛。 だけどやりたいことがある。 この場所では自転車置く場所ひとつとってもお金がいる。 お金がいる。 お金にいい思いは抱かない。 家族関係を悪化させたし、生活を逼迫する。 行動の自由を奪う。 立場の差別化を強固なものにする。 心も壊れれば時間も壊れる。 お金を払えば解決してしまうことにいい思い出がない。 おかしいと思う。 そもそも、そのひとの労力や

          痛いしおかね

          「思ってたより明るいですね」

          やばい。 切り替わろうとしている。 気づかないうちに"明るい"モードに入ってて、そこから出そうになってる。 なんでだ。 どれくらい危ういのかわからない。 予定を破った。 食事の時に黙るようになった。 なんか、なんか、かるい、日常の出来事を受け取れなくなった。 急に泣きそうになる。 なんかへんだ、どうしよう、明るいときに立てた予定がいろいろあるのに、ちょっと、できそうな気がしてたのに、破りそう。 ああああああああ。 あああああああああああああああああ。 ああああああああああ

          「思ってたより明るいですね」

          わかってて

          頭の前の部分におもりが付いているみたいに、倒れたくなるような、重さ。 全残納得ができないのに、片付けもできないのに、埃が四隅に溜まったまま日々が重なっていく。 片付けなきゃ、いま。でも、傾く。 綺麗になることがない。 部屋も、やることも、明日のことも、これまでのことも。 重くて嫌になって逃げ出すようなことを溜めたまま、目を逸らすために新しいことに手を出して、また埃を溜める。 たまに埃で息が詰まって、潰れて、人に謝る。 謝り続ける。 ほんとうはもう、何も考えられていない。

          わかってて