旅はドラマだ〜補装具でひとり韓国へ②〜
ロッテ百貨店は、母からのお使いがあり、きた。
無事?お使いを終え、私の韓国旅で食べたかった
念願のキンパも、買う事が出来た。
そして、マッサージでもして帰るか...とロッテ百貨店を出たが、お決まりのタクシーは捕まらない。
「またか...。」
絶望感に慣れた私は、
地下に入って、反対側の空いてる道からタクシーに乗ろうとした。
足のHPは、あと10くらい。
まじで、もう限界だ。
力を振り絞り地下へ。
そして、反対側らしきところまで、歩き、
さっと地上に上がる。
私もよく考えたな...
すると!!!とんでもない事が起こった。
全く同じ景色やないか!!
意味不明なのだが、地下への階段を降り、歩いたのに、あがると、なぜか同じ地上だった。
...
諦めた瞬間、さっとタクシーが来た。
逃がしてなるものか!!
すぐにそのタクシーに駆け寄って必死の形相で、乗り込む事ができた。
「すごい日やったな...」
無事ホテルに着く事ができた。
ホッとして、少し寝てしまった。
そして、帰りの準備を行ったがまた事件発生!
明日の空港行きのバス代が20円足りない。
計算したのになんで!!
私は外の両替屋さんに歩いて行った。
「これ、1000円分だけ変えてください。」
「お釣りないから、できない。(韓国語)」
もう、なんか終わったと思った。
考える気力がつき、とりあえずマッサージに行った。←
マッサージ屋さんは、みんなとても優しくて、
病気の事を話すと、
「よくなれ、よくなれ!」
と拙い日本語で一生懸命、足をさすってくれた。
そして、帰り、ぽろりと、空港バスの話をすると、なんと、日本人のオーナーさんが、20円をくれたのだ。
本当に、本当に、ありがたかった。
私も困ってる人をさらりと助けられる人になりたいと思った。
そして、無事帰国。
20円見つかりました。(チーン)
あんなに、探してなかったのになんで、、、。
なぞが絶えない終盤。
でも、本当韓国旅行で出会った人は、優しい人ばっかりだった。
一部あった嫌なことも、優しい人、優しいことに勝るものなし!!
いい思い出にかき消された。
次は20円持って、またマッサージ屋さんに御礼に行こう。