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オリエンタルダンスの大切なパートナー・ベールの歴史

オリエンタルダンスの母と呼ばれるバディア・マサブはナイトクラブを経営し、沢山の外国人客が訪れる国際的な場所にふさわしいエンターテインメントとしてオリエンタルダンスを発展させていきました。

振り付けを採用し、群舞を取り入れ、西洋の踊り(バレエや社交ダンス)から多大な影響を受けるなどして、従来とは違う新しい形にし、ステージ上で踊られる華やかなオリエンタルダンスを確立しました。

彼女は様々な国を訪れ、様々なショーを見学し、様々なアイデアを取り入れました。

当時、オリエンタルリズムが流行っていたハリウッド映画から影響を受け、セパレート衣装を考案しました。

また、後方に座っているお客さんにも良く見えるからとの理由等からベールをオリエンタルダンスに取り入れたのも彼女とされています。

ベールが小道具として広く知られるようになったのは、バディアのショーメンバーの1人として踊り、後にはソロダンサーに抜擢されたサミア・ガマールが使用したからと言われています。

可愛い・・・♡

昨今、エジプトでは、ダンサーが登場時の数分にベールを使用することはありますが、ベールワークをすることは殆どありません。

ベールの生地には、レーヨンシフォンやポリエステルシフォンが使用され、ベールワークに向きません。

ベールワークによる美しいアートは、アメリカで発展しました。

アメリカンキャバレースタイル(ビンテージオリエンタルとも呼ばれる)の見せ場の1つとなっています。

シルクやシフォンシルクなど軽やかに美しい曲線を描くベールで、ダンサーは登場時、ショー半ばでゆっくりめな曲が演奏される時に華麗なベールワークでお客さんを魅了します。

そして、沢山のトリックも編み出されました。

ダブルベールやセブンベールもアメリカンキャバレースタイルから生まれました。

ベールワークをするには長さがある方が色々なことができ、なびく部分が多い方が美しい為、アメリカでは3.5ヤードや4ヤードのシルクベールがよく使われています。

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Happy dancing :)

Nahoko Sugiyama

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