創造することは、癒しでもあり、生きることでもある ―料理のすすめー
世の中は三連休の初日ということで、久しぶりに空港がにぎわっているというニュースを見ました。
感染拡大を懸念して、眉をひそめている人もいるかもしれませんが、私個人的には、ちょっとほのぼのしました。
楽しいことをする、行きたいところに行く。
そういう喜びって、やっぱり人間にとって、健やかに生きていくのに、大事だと思うから。
皆さんそれぞれに、気を付けつつも、楽しんで過ごせたらいいなあと思います。
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私は、というと。
料理っていいなあと改めて思っているところであります。
元々、自分のために適当に料理をするようになったために、たいしたものは作れないし、自己流で適当ではあるけれど。
それでも、気分転換にも良くて、もちろんそのあと食べてお腹いっぱいになることが出来る。
趣味と実益を兼ねる、じゃないけど、本当に料理っていいなあと思っています。
「食べる専門」の人に対して、「作る人専門」になってしまうと、続けることが苦しくなってしまうから、そこはうまく手間をかけずに工夫することも大事だけれど。
楽しんでする料理とは、究極の創造的行為ではないでしょうか。
「自分で料理をする」ことの良いところ
・おいしいものが食べられる
・失敗しても、次はこうしよう、という前向きな目標になる
・実験みたいで楽しい
・たんたんと、みじん切りや大根おろし作業をするときは、瞑想状態になる(集中して余計なことを考えなくなる)
・手元にある材料で何が出来るか、創意工夫する楽しみ
・外食をしたときには、これはどうやって作るんだろ?自分でお家で作るなら?などと興味を持ち、好奇心旺盛に楽しむことができる
・食材に対する興味・関心を持つようになり、生産者さんへの感謝の念が湧く
・自分で創った料理を食べることで、自分の体調にも気づきが多くなる
私にとってはこんな感じで良いことだらけに思えます。
まさに、創造であり、癒しであり、生きることでもある。
もちろん、これは楽しんでやる、ということが大事で、義務感を感じてしまうとつらくなります。
義務にしない、という努力が必要ですよね。
無理をせず、しんどい時はやらない、手間をかけないといった努力。
それも、自分を保つための方法です。
料理って、セラピー的な要素があるな、とは思っていたのだけど、坂口恭平さんの「cook」を読んで、やっぱりそうだよね、と改めて思いました。
料理=創造、なんていうと大げさな感じがするけど、
「すべての創造の源が料理なのではないか」と坂口さんも書いています。
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やる気が出ないとか、どんよりしてるとき。
ゆき詰まったり、追い詰められたりしたとき。
私がおすすめしたいのは。
・手を使って物を作る(料理は最高、絵を描く、手芸・DIYなど)
・身体を動かす(運動でも、踊るでも、拭き掃除でもいい)
・自然に触れる(できれば裸足で芝生や砂浜を歩きたい)
これ全部、頭でっかちになってるのを
身体に意識を切り替えること。
頭にたまったもやもやを身体で発散するって感じかな。
だから普段「食べる専門」の人も、自分で料理をしてみること、超絶おすすめいたします。
別に毎日毎食やらなくったって、料理が出来るってだけで、人生何倍も得した感じになるから!
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