心身症って?気づいたきっかけ


こんにちは。なほかと申します。
5月が終わりますね。よくがんばりましたね。


今回は、私と心身症との付き合いについて綴っていきます。
きっかけは適応障害と診断されたことです。自律神経失調症と似通っていることもあり、タイトルの通りにさせていただきました。
その治療の途中で、橋本病も発覚しました。橋本病については、またの機会に。


当時先生3年目、コロナ禍の真っ只中で懸命にもがいておりました。
最高学年を担任していたこともあって、「こんな中でも絶対に楽しむんだ」と意気込んでいた秋です。

この頃から
・立ちくらみが激しくなる、視点が定まりづらい
・「キーーーン」と高い耳鳴りがして片耳が聞こえづらくなる
・腹痛(トイレに1時間)、頭痛(偏頭痛のようなズキズキ)がひどい
・喉に玉が詰まったような違和感がある(ヒステリー球というらしいです)
・文字が書けないし、読めない
・疲れているのに眠れない、起きてしまったら寝つきづらい
・微熱がある(37〜37.7℃程度)
・体がだるく、ぼんやりする。体が重くて好きだったこともつまらなくなる

という症状が、入れ替わり立ち替わり出てくるようになりました。

毎日変化するし、なんなら1日の中でもつらい症状が変わってしまうことがあります。
そして、「もしかしてコロナになっている?」と不安が募り、簡易キットで何度も検査しては、陰性で・・・

病院に行くにしても、内科?耳鼻科?心療内科?
忙しさや、子どもたちとの時間に穴を開けたくない一心で動けずにいました。

その現状を客観的に見てひどく心配した友人に強く後押しをされ、しぶしぶ内科・耳鼻科を受診しました。
結果は、問題なし。念の為、メニエール病の治療としてにっがい薬を飲むこともありましたが、な〜んにも改善しません。

ここまできたら、もう観念しました。
心療内科を探して、受診しました。自分の力では探し出せなかったので、友人が見つけてくれたところに行きました。

そこで「適応障害」との診断が下り、カウンセリングと対処療法(お薬服用)が始まりました。
この時は症状が悪化する約1ヶ月前に大きなイベントがあり、その影響が出ているのでは?という診断でした。

そこから引っ越したり、子どもたちを卒業させて職場が変わったりと、環境を大きく変えていったので、改善を期待したのですが・・・何も変化はなく。
引越し先で見つけた別の病院で、心身症(自律神経失調症)と診断されました。


適応障害と心身症との違いは、「原因となる大きなストレスが明確かどうか」だと思います。
思えば、私は高校生の時も腹痛や頭痛に悩まされていた時期がありました。その時も、自分に大きなストレスや出来事があったかと言われると分かりません・・・。

心身症は病気ではなく、さまざまな症状を総合して言う通称のようなものです。
ストレスが精神面でなく、身体症状に出てしまいます。
逆に言えば、「そこまで自分が追い込まれていることに気づかない」ことが課題です。

医師に「あなたのような性格の持ち主は、治るとかいうものではないよ。向き合って、自分が生きやすい環境を少しづつ作っていかないといけない。症状も、我慢も入れつつ対応するしかない」と言われ、妙に納得しました。

現在は
・薬物療法(抗不安薬、睡眠導入剤、睡眠継続剤)
・規則正しい生活(できるだけ昼寝をしない、11時には眠れなくても布団にいる)
・カフェインを控える
・好きなものはあまり我慢しない
・病休をとって強制的に休む

ことを治療として実践しています。無意識に頑張ってしまうクセがあるので、心より体の声を聞くようにして、自分が思うより休んでいます。目標は薬を減らすことです。
医師とも相談して、自分のペースで。

今回はざっくり、気づいたきっかけや治療のために心がけていることを書いてみました。
体に不具合があって「あれ?」と不安に感じている人へ、少しでも参考になればと願います。
こんな長い文章を、読むのもつらいでしょうけれど・・・届きますように。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
なほかでした。

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