VR-pixivがVRoidをUnreal Engineと連携できる開発者向け「SDK for UE」の提供を開始!
メタバース7つ要件の1つ、「プラットフォーム・アプリ間をシームレスに行き来できる。」への道?
プレイヤーが簡単に自分のVRMアバターを召喚して使える、VRoid SDKのUnreal Engine向けパッケージの提供が開始されました。現在のところpreview版としてリリースされています。
※preview版はWindows機のみサポート
パッケージの利用には開発者登録が必要です。
▼開発者登録をしてはじめる
https://hub.vroid.com/developer/registration
VRoid SDKは、VRMフォーマットで作られた3DキャラクターのWebプラットフォームVRoid Hubと連携し、投稿された自分や使用許可ありの3Dキャラクターのモデルデータを、アンリアルエンジンにランタイムで直接インポートする機能を提供する、ソフトウェア開発者向けキット。リターゲットを簡単に行えるようなノード群も含んでおり、これまで以上に簡単にVRMを利用したアプリケーションが作成できるようになりました。
Windows 10以降のUE5.3がサポートされます。
VRoid Hub連携では、自分のアップロードしたモデルはもちろん、他の人の利用OKでアップロードされているモデルも選択可能。
通常3Dアバター使用するコンテンツは、それぞれ独自にアバターを運用するクローズドのシステム上で運用するしかありませんでした。
VRoid SDKを導入は、VRoid Hub上に公開されているアバターを召喚できるようになるため、コンテンツ独自のアバター運用システムを持たなくても、アバターを運用できるようになります。
これは、メタバース7つ要件の1つ、「プラットフォーム・アプリ間をシームレスに行き来できる。」につながる道かもしれません。
▼既存のVRoid Hub連携アプリはこちら
https://hub.vroid.com/apps
※VRoid SDK for UE、VRoid Hubからのモデル読み込みにはの利用には、VRM4Uが必要です
VRM4U: https://ruyo.github.io/VRM4U/
詳しくはVRoid ProjectのGitHub Discussionsを参照してください。
また、今回はUnreal Engine向けのパッケージ提供開始にあわせ、Third Person Templateと組み合わせて使用するサンプル実装も提供されています。お試しを^^
「今後もアップデートを重ね、マルチプレイ機能の公開等を予定しています。」とのことで、正式リリース版をよりよくするための、使用評価等の要望を送りましょう。
▼開発者登録をしてはじめる
https://hub.vroid.com/developer/registration
https://www.unrealengine.com/ja/blog/vroidsdk-for-ue-preview-release