私の恋愛失敗談A
私は恋愛の失敗談が多いです。アレがダメだった、コレがダメだった…なんて言い出したらキリが無いような人間ですが、この前思い出してちょっと泣いた話を書いておこうと思います。
私はブログを書くときは、どんな人が読むか分からないだとか、何かに悩んだときにネットでその解決案を検索してみたときに私の話に出会って欲しいことから、
『悩んでいる人が読んでも辛くないように。』
という思いもあって、極力言葉は選んで書いてるんですよ。
でも、普段話すときはもっと口が悪かったり、相手によってはかなりハッキリと指摘するような言い方をすることもあったりと、結構キツい感じに見られることも少なくないんですよね。
上司であろうと社長相手であろうと、
「それ、違うんじゃないですか?」
って、おかしいと思えばおかしいと指摘するようなところがある訳ですよ。
こんな私は、
[男性を立てる]
っていうことができずにずーっと悩んでたんですよね。
「男を立てられないとダメだよ。」
とか
「あんた、そんなんだから結婚できないんだよ。」
みたいに言われたこともちらほらとあって、
『男を立てるって何だろうなぁ?立てれないとダメかなぁ?』
って悩んでました。
でも一向に
[男性を立てる]
ということがどういうことか分からないまま、できないまま、
『ま、私は私だからしゃーない!』
って生きてたら、あるとき元彼が私の家に転がり込んできて同棲生活が始まったのです。
私はその人のことは前からとても好きで好きで仕方なくて、
『この人のことを私は一生好きなんだろうな。』
って本気で思ってた相手だったんですよ。
多分、相手は私のことなんて数いる女の内の1人位にしか思ってなかったと思いますが。
それで、しばらく幸せに同棲してたんですけどある日突然
「Nagyとは結婚とかそういうのじゃないから。」
って言ってどっか行っちゃったんですよね笑
(どっか行っちゃったというか、仕事の関係で違う土地に行くことになっただけなんですけど)
この経験は本っっっ当に辛くて悲しくて、1週間泣き腫らしました!仕事もどうやってやってたか思い出せない位、辛かったことだけは覚えてます。
でもこの話はただの序章です笑
『私の人生で、この人以上に好きになる人なんていないんじゃないか。』
と、思っていた相手と結婚するかもしれない位の距離にいたのに、
「結婚は無い。」
って言われてフラれるっていう経験が、私自身に対して
『やっぱり、あなたは男を立てられるようにならなきゃいけないんだよ。』
と反省することに繋がってしまったんですね。
この考え方こそが、失敗の大根源だったのです。
人生史上最大の失恋ではありましたが、私はその人との関係の中で
[人を愛すること]
の本質を学んだという、とても大事な経験だったんですよね。
『自分がどうされたいか』
という意識で相手と接するのではなく
『相手に何をしてあげたいか』
という視点で相手と接することができるようになることが、人を愛することの初めの一歩なんだなって、学んだ経験でした。
このことが腑に落ちたときに、
『あの人のお役目は終わったんだな!』
っていう部分も同時に腑に落ちてきて、悲しくはあったけど、仕方ないというか当たり前というか、
『これで良いんだ。』
って自然に理解したんです。
そこから1年経たない位に、例のツインパートナーと出会ったんですよ。その人をエイリアンと名付けておきますね。
エイリアンからナンパされる形で出会ったんですが、丁度休みの日に街中で
『お腹空いたなぁ~。いつもと違うもの食べたいなぁ~。美味しい店連れてってくれる人現れたらい~のになぁ~。』
なんてポケーッと、どこに何を食べに行こうか思案していたら、声を掛けられました。
いたずらっぽく
「ご飯奢ってくれるなら少しお話しても良いですよ^^ 」
って答えたら喜んで連れてってくれたんですよね。
そんな、軽~い感じの始まりでした。
私がエイリアンと名付けるのは、彼とはことごとく会話が噛み合わないことが多かったからです。
とても不思議な感覚なのですが、彼とはテレパシー的な、言葉じゃないコミュニケーションみたいな部分は凄く噛み合って、心地よさも感じる反面、お互いの[当たり前]が通用しなかったんです。
後になって思えば、
『お互いの思い込みや自分の中にあるブロックを手放し合いさせるために出会った相手だから、当然ぶつかり合って研磨し合うものだよね。』
ということはとても納得できたのですが、通じ合えない当時は
『本気でコイツを刺してやろうか。』
と頭に過ったことが1度や2度ではありません。
お互いの[常識]が掛け離れ過ぎていて、これまでの自分の成功例が何にも通用しないんです。
当時私が思い込んでいた
『男性を立てられるようにならなければいけない。』
この思いから、気遣いを沢山してみたり、言葉も選んでみたり、逆に言い過ぎないように黙ってみたり…あれこれ試すのですが、全てが綺麗に裏目に出るんですよ。
以前別の記事でも書いたように、男性は何か特別扱いをされたときに『特別扱いしてくれてありがとう。』
と、相手の気持ちを汲むよりも
『俺は特別扱いされて当然の存在!』
っていう風に、自分の存在価値を量るような考え方になるタイプが多いみたいなのですが、エイリアンはその典型だったんですよね。
だから、私の気遣い全てが【私からの気持ち】という形としてではなく【俺の存在価値の証明】という形でしか届かず、"私という存在"が彼の中に届きませんでした。
今になったから、こうして文でツラツラと説明をできますが、関係性が上手くいかなかった当時は
『何で上手くいかないの!?』
『何で通じないの!?』
『どうしたら通じるの!?』
と、怒ったり泣いたり、1人恋愛について悩み散らかしたものでした。悩んでも考えても答えなど出ずに、ひたすら話の通じない相手への恨み辛みが積もっていくだけだったんです。
今になって思えば
『男性を立てられるようにならなければいけない。』
たった1つこの思い込みを手放すだけでかなり楽になれた部分も大きかったのでしょうが、何せ私たちの場合は手放しさせられる事柄が多過ぎて、それ以外の部分での思い込みの手放しが沢山あり、逆に当時は気付けなかったんですよね。
先日ふとエイリアンとの思い出が思い出されて、
『そうか。私は男性を立てられるようにならなければいけない。という、たった1つの余計な思い込みから無駄に苦しんでいたんだな。』
って、感じた訳です。
男性は立ててあげちゃダメなんですよね。
立たせてあげなきゃいけないんだと思います。
これ、最近全く別の話でも同じようなことを学んだ内容なのですが、例えばやっと歩けるようになったような子供が歩いていて、転ぶことって多いじゃないですか。そういうときに、
「転んじゃったねー。」
って、大人が持ち上げて起こしてあげるのではなくて、
「転んじゃったねー。大丈夫だよ、立ってごらん?」
って自力で立ち上がるように促してあげることが大事なんですよ。
これが基礎にして本質なんです。
人間は立ててあげるんじゃなくて、立たせてあげなきゃいけないんです。
当然、男女関係なくみんなそうではあるんですけど、多分私のブログと相性の良い女性の皆さんは、アダルトチルドレンだったり、母の奴隷ポジションを経験したタイプも多いと思うので、そういうタイプにおいては自力で立ち上がらざるを得なかった経験の方が多かったと思うので、また少し話は変わってくるところがあるんですよね。
そして、この手の女性は
『俺は特別扱いされて当然の存在!』
タイプの男性と引き合いがちなので、今日のお話が結構当てはまると思いますので、活用してみてください。
話を戻しまして、
[女が立ててあげなきゃ立てないような情けない男]
なんて、要らないじゃないですか。
もっと言うと、そうやって女が毎回毎回立てないと立ってくれない男は一向に自信も持てないんですよ。だって
「俺は自力で立ち上がってるんだ!」
っていう自負が無いんだもん、そんな奴に自信なんか付く訳ないんですよ。
自信満々の強い男でいて欲しいなら、男を立ててあげちゃいけないんです。
もっと言うと、
「私のために立ちあがってみなさいよ。」
ってできる女が良い女なんだろうなって解りました。
これが解ると、私が好きでもない男程勝手に私に振り回されて私のことを好きになるめんどくs不思議な現象の謎も紐解けた気もしますね。
おめーは要らねーんだよ笑
先程も書きましたが、恋愛に限らず、人は立ててあげるのではなくて、立たせてあげることが本当に大事なんです。
私も凄く自覚しているのが、どんなに良い教えを受けようと、どんなに素晴らしい言葉に出会おうと、自分の人生を誰かが変えてくれるのではなくて、自分が変わらなきゃいけないんですよね。
『何が起きようと私が、私を変えるんだ!』
っていう不屈の精神を持ち続けることが、自分を幸せにするエネルギーを燃やし続けられる燃料になるんだな、って私は感じています。
だから、私は誰かの手助けになるような考え方やヒントを書き綴ることは大事だと思いますが、最終的にそれを実行するかしないかはそれらを読んでいる読者の皆さん次第であるというスタンスは譲らないし、ある意味
「自分で頑張りなさい。」
っていう冷たさも持つことって大事なんだと思うんですよ。
この部分が、必要な人に届くと良いなって思います。
前にも書いた通り、今現在はエイリアンとはいわゆるサイレント期で、音信不通です。別にどうしても寄りを戻したいとも思わないし、エイリアンじゃない良い人が見付かればその人と恋愛する可能性もあるとも思います。
でも最近エイリアンが夢に出てきて何か伝えたそうにしてたので、ちょっと書いてみました。
言っとくけど、私はもう二度とお前のこと立てる気は無いから覚悟しとけよ。
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