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発達グレー



{2023.06.02の記事}

今週入った辺りから、くっっっそやる気無いのは私だけなのでしょうか。

色んなことが、やろうとして、止まって…って繰り返してます。

って、いう中で、今日の話はアップするか結構悩んだし、書くのにもかなり時間が掛かってしまったネタです。

⚠️便宜上【発達障がい】というキーワードで表現します⚠️

⚠️私は発達障がいを非難している訳ではありません⚠️

何より、
『自分は発達障がいなのかもしれない…。』と、悩んでしまって、生きづらい人に少しでも何か届いて欲しくて書いています。

 

このタイトルにピンときたあなたは、
『発達障がいのグレーゾーン。』と診断されたか、
『自分は発達障がいのグレーゾーンかもしれない…。』など悩みの中にいるかもしれませんね。

今日の話の結論は

私は
〖発達障がいグレーゾーンならば、治る(もしくは気にならなくなれる)可能性がある〗
と考えている

というものです。

ただし、

あくまで"グレーゾーン"の方に限ると思うのと、
治ったり気にならなくなるまで時間が掛かる可能性もあることと、
治らない可能性も勿論あるので、
話半分で読んでみてください。


私がブログでよく書いてきた、

[自分を観察する視点で自分の行動を逐一チェックする]

と、いう方法で、最低丸1日、できれば1週間位過ごしてみると、自分が取っている行動に自覚を持てるようになります。

『自分は今、歯を磨いているな。』
『自分は今、コンビニでご飯を買っているな。』
『自分は今、ご飯を食べているな。』
など、常に自分の行動に自覚を持てるように心掛けます。

自分の行動に自覚を持ち始めると
『あれ?自分は何故この行動を選んでいるのだろう?』と、不思議な気持ちになるタイミングが現れると思います。


家事がとても分かりやすいと思うのですが、
『自分は今、洗濯物をタオルから干しているな…あれ?何故タオルから欲しているんだろう?』
『自分は今、掃除をしようとハンディモップを掴んだな…あれ?何でハンディモップからなんだろう?』
『自分は今、洗い物をしているな…あれ?何でこの洗剤を使っているんだろう?』
などなど、[自分が選択していたはずの行動]が[自分の選択によるものではない]ような感覚に陥ることがあるのです。

普段、自分が深く考えずに行っていた行動を
『何で自分はこの行動をしているんだろう?』と原因を探ってみると、そのほとんどがかつて家族や周りの大人、学校で教えられたことをそのまま行っているものだということが分かると思います。

『そういえば、祖母にタオルから干せってずっと言われてたな…。』
『そういえば、掃除をするときは絶対上から掃除しろって母から言われてたな…。』
『そういえば、昔学校の先生がこの洗剤についてベタ褒めしてたことあったな… 。』
など、何かしらのエピソードが思い浮かんでくるかもしれません。


では、本当にそれは、"今"の自分が望んでいる選択なのか、もう一度考え直してみます。

『タオルが下の方に沈んでしまっている場合は、別にタオルから干さなくても良くないか?』
『軽く掃除したいだけなら、床掃除だけにする日があっても良くないか?』
『この洗剤、汚れも落ちるけど手も荒れるんだよな…変えてみても良いんじゃないか?』

新しい意見が見付かるかもしれません。

新しい意見が見付かったら、試しにその新しい意見を採用してみるのが良いです◎

『なんだ、取り出し易い物から干したら、洗濯物干すの速いじゃん!』
『掃除をしっかりやる日、やらない日、メリハリ付けた方が綺麗を保ちやすいじゃん!』
『うーん、やっぱり前の洗剤の方が良かったのかな?』

行動を変えてみて、良かった結果や、良くなかった結果が出てくると思いますが、ここで一番大切なのは、

[自分が考えた上で行動し、評価した]

という自覚です。

とにかく自分が行う、選択する行動は[全て自分の意見によるもの]という状態になれることが望ましいです。


人によりますが、職場でもそれを実行してみることも大事なのですが、

自分が勝手に動き過ぎて周りに迷惑を掛ける結果になってしまっては意味がないので、

周りの空気を読む自信が無い場合
プライベートな時間でのみ
自分を観察してみることをおすすめ致します。

ファーストステップは必ず、
自宅などプライベートな時間から
試してみてください。


自分の行動を観察してみると、結構
『あれ?教えられてきたこと、変じゃないか?間違ってないか?』と、それまで深く考えずに行っていた行動に対して、強く違和感を覚えるタイミングがあると思います。

そうです。

あなたが教えられてきたことは、"あなたにとって"、変だったり間違ってたりする可能性があるのです。

逆に、教えられてきたことが物凄く要領良いことである場合などもあります。


とにかく、どんな選択肢においても【自分が良いと思う方法】を選び直していくのです。

自分の行動を観察しながら、自分が様々なことを選択していくことで、本当に自分の行動が変わります。

驚く程に変わります。


ここで、私の実体験の話を挟むのですが、私は、数年間音信不通だった家族に久しぶりに会った時に、父方の祖父、私の母が、発達障がいっぽく感じました。

私の父は発達では無い感じなのですが、祖父の影響を強く受け過ぎて、発達っぽい動きを無自覚に行っているような感じがあります。

恐らく私も同じように、家族の影響を強く受け無意識に家族と同じ選択(行動)をさせられるように育っていたため、考え方から、行動から、様々な部分に偏った思い込みを抱えていました。

そのせいで生きづらさ、生き苦しさ、自分の人生を生きられていない違和感などを強く強く抱えながら生きてきたのです。


かつて、家族に再会する前までは自分でも
『どうも自分の考え方や行動が発達っぽい…。』と、悩みながらも、ネットなどの診断をしてみても
『恐らく私はグレーゾーンとまでしか診断されないだろうな…。』という状態だったので、グレーゾーンという診断であれば、診断される意味も無いし、病院に行けずに困ってたんですよね。

ところが、全く関係ないいきさつから、
『自分の行動を観察してみよう!』という気になり、取り組んでみたところ、私の場合、主に母の変な拘りによって要領の悪い行動をしていた部分が沢山見付かりました。

やっている内に、間違い探しのような感覚で楽しくなってしまって、余す所無く自分の選択によって行動を選ぶようになっていったのです。

そうなると、少なくとも
『自分が人生の選択権を持っている。』という感覚が仄かに甦ってくるので、[自分の人生を生きていないような違和感]をあまり感じなくなったんです。

また、[余計な思い込み]に気付けるので、その思い込みを止めることによって、無駄にイライラしたり、気になって気になって仕方ないようなモヤモヤした感覚もあまり無くなっていき、
それまでは気になっていた多くのことを受け流して[自分に本当に必要な部分にだけ]集中できるようになりました。

私の場合、以上の2点を変えられたことで、かなり気持ちが楽になり、楽になれたことで
『まぁ発達だろうとそうでなかろうと、どーでもいっか!』と、グルグル悩んでいた部分から抜け出せる流れになったのです。


私の個人的な意見ですが、発達"グレーゾーン"のタイプの多くは、家族から刷り込まれた考え方や行動を止めるだけ
『実は発達じゃなかった!』
あるいは
『発達かもしれない…と、悩む必要が無くなった!』
という状態になれる人がめちゃくちゃ沢山いると思うんですよ。

本当に自分自身が心の底から
『自分がこうしたいからこうしてる。』という自分への信頼感があれば、まず悩まないはずなんですよね。

それを、自分の行動に対して
何でこんな風に動いて(考えて)しまうんだろう…?』と、悩んでしまう時点で、その行動(考え)に至った原因は[他人からの刷り込みである可能性が非常に高い]とあなたも思いませんか?


実はこの[自分の行動を観察する]というやり方、モラハラなどを防ぐためにも結構役に立つんです。

ハラスメントに気付く、ハラスメントを防ぐ目的の場合は、行動よりも【思考の観察】に重点を置く必要があります。

『今、自分は○○だと考えたな。』
『今、自分は△△はダメだと考えたな。』
など、自分の行動を観察するよりも少し難しく感じる人も多いかもしれません。

人間の脳は[かなり自動的に思考を誘導してしまう]ので、自分の思考を観察するのはかなり上級者向けになる可能性はあります。

やはり、まずは自分の【行動】を観察する視点で自分を見てみるということをやってみるのが良いと思います。


案外、家族(特に、自分より上の人)が
『発達かもしれない…?』という点にはなかなか気付きにくい人の方が多いです。

そのため、
[実は自分ではなく、自分の家族が発達で、その影響を受けていただけだった]
と、いうケースも少なくありません。

この場合、気を付けると良いのは
『自分がカサンドラ症候群になっていないか?』という観点かもしれません。

『家族に自分の話がなかなか通じない。』という経験を経て、
『学校や社会でも自分の話が通じない…。』と悩まざるを得なくなり、
『自分が変なのかもしれない…。』と、無意識の内に自分を責めるようになってしまった。

↑この流れで苦しんでしまっているのが、当たり前になっていないか、少し振り返ってみるのも良いと思います。

実は家族側に問題があったせいで話が通じなかった。
→それが拗れて、家の外でも話が通じないという状態を生んでいただけだった。

そういうパターンも十分あり得ます。


繰り返しになりますが、私個人は発達障がいが悪いと考えているのではなく、
『自分が発達障がいor発達障がいかもしれないと悩んでいるせいで生きづらい。』と感じなければいけない状態から抜け出せる人が1人でも増えたら良いと思ってこの記事を書きました。

『自分が発達障がいなのかもしれない…。』と、悩んでしまうということは、
発達障がい=ダメなこと
と、自分が自分に対して色々なことを拒否してしまっているタイプもいるかもしれません。


初めはにわかには信じがたいかもしれませんが、"ちゃんとしなくて良い"んです。

大丈夫なんです。

自分の行動によって、周りに迷惑をかけたり、困らせたり、怒らせてしまうことがあったとしても、それは必要だから起こっただけなので、あなたが罪悪感を抱える必要は無いのです。

もし、嫌味やお叱りの言葉を投げ掛けられたら
『自分がコイツのガス抜きさせてやったんだ◎』位に考えていてOKです。

とにかく、
[自分だけでも自分の味方になれるように心掛ける]ところから始めてみませんか?

必要な方に必要なタイミングで届きますように。

おわり


ちょっと内容が被りつつ全然違う話。

一昨日位から、
『私ってもしかして、晩年カサンドラ症候群だったんじゃないか…?』って少し思ったんですよね。

私は自分の両親を毒親だと感じているし、祖父母もなかなか性格がアレなんですけど、私に対する接し方、話の通じなさ具合の原因が "嫌がらせ"であったにしろ"発達故…"であったにしろ
『私の話が通じなくて、辛い…。』って状態でずっと生きていたことに変わりは無いので、
『ずーーーーーっとカサンドラ症候群だったからしんどかったんじゃ…?』とか、思ってしまったんです。

今となってはもう、かなり自力で心の平穏を取り戻せる術を得た感覚はあるんですけど、
「カサンドラ症候群で…。」
っていう方向性で精神科とかに頼ったら、結構早い段階で私が求めてた解決方向に向かってた可能性もあるのかな…?
みたいなことも思いました。

なので、もしかしたら
「自分は毒親育ちで悩んでて…。」
っていう人の中の一部は、
「カサンドラ症候群で辛くて…。」
っていうアプローチで、然るべき機関に相談したら解決するのが早まる可能性もあるんじゃないかなって、私は思います。


何だろう?私がそうだったんですけど、悩みがちなときって、
・誰(どの機関)に
・どんな風に
・何て言って相談したら良いか
全く分かんなかった経験があるんですよ。

で、
[もう、生きる気力が無い]
みたいなキーワードでネット検索した時に、自殺相談窓口への電話番号とかが真っ先にヒットするんですよね。

けどそうじゃなくて、
悩み相談YES NO チャート
というか、
検索してる人がYES NOに答えていきつつ
「あなたはもしかしたら○○症候群かもしれません、オススメの相談機関は………」
って目安を示唆してくれるようなページがあったらめちゃくちゃ良いのになぁ…。

って、思ったんですよね。

結構難しいんだろうとは思いますけど。


悩む=頭の中が整理できない 
これに尽きると言えば尽きる節もあるので、[思考を整理してくれるチャート]を制作出来れば、日本における自殺件数かなり減らせると私は思います。

心とコンピューターは絶対共存できると私は思うんですよね…。


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