流行もそう
要は前々回の話と同じことになるのですが、人間は見慣れたもの、聞き慣れたものに心地よさを感じるし、心理的ホメオスタシスの働きから、新しいもの、知らないものにちょっとした嫌悪感を覚えたりもするんですよね。
だから、自分がよく聞きまくった曲ほどとてもよく感じて、聞きなれない曲が耳障りに感じたりすることもある訳です。
飽きないの?
だから結局さぁ。流行の音楽なんかも何回も何回も聞いてるから良く聞こえるようになってるだけで、じっくり聞き込んでみると
『そーでもないな。』
ってもの、世の中には結構あると思うんですよ。
『流行りに乗ってないと友人の輪に入れないから…。』
と、とりあえず流行りの曲を聞いて、ある程度覚えて、覚える頃には聞き親しんだから好きになってたりして…って感じで流行りものを好きになったことがある人、結構いるんじゃないでしょうかね?でもまぁ、そのパターンで好きになってたとしても、多分
『自分はこれ、聞き慣れたから好きになったんだな!』
ってなかなか自覚もしにくいとも思いますが。
近年のあからさまに"作られた"トレンドって本っ当につまんなくないですか?
見慣れる、聞き慣れる、通り越して目障り、耳障りだわ、って気分になることありません?
かといって、昔流行ったものをリバイバルとかでゴリ押ししてるのもしつこいしさぁ。
『エンタメって、売り出し方とか表現方法とか、もっと可能性ありそうなのに、もったいないな。』
って気がするんですよね。
そんな私は、基本的に音楽に興味ない人間だから冷めてるだけでもあるんですけど。
この前、ちょっと興味本位で私の記事のビュー数を見てみたんですよ。普段気にしたことなかったんですけど、何か気になって。
noteのビュー数って、pv数とはちょっと違うらしいんですよね。
ビュー数=アクセス数
ではない
みたいなので、何の判断基準にもならないんですけど、ゆーても私の記事たちの中で比較すれば、やっぱ、ビュー数が多い記事って読まれてる記事なんだと思うんです。
普段、私が書く記事で高評価が付きやすいのって、圧倒的にスピ系じゃない話なんです。
『まぁそりゃそーだよな。』
っていう思いもあって、私は
[世の中に溢れてるスピリチュアル"っぽい"話]
と結構違うこと書いてるから、スピリチュアル"っぽい"話が好きなスピ好き層が気に入らなさそうな話ばっかり書いてるから、私が書くスピ系の話が人気無いのは解るんですよ。
『普通に現実世界の話の方が高評価多いのは当然かな。』
ってずっと感じてました。
それが、いざビュー数見てみると、意外とスピ系の話のビュー数多いんですよね。かなり驚く位意外でした。
だから
『スピ好きな人って、高評価押すことすら渋るケチが多いんかな?』
とか、ちょっと思ったよね笑
(一応補足しときますが、私は別に人からの高評価が欲しくてブログ書いてる訳でもないし、私も動画とか他の人のブログ見ても自分が本当に『良い内容だな!』って思わないとなかなか高評価押さないタイプの人間だから、高評価押さずに読んでる人のことを批判してる訳ではありません。ただ、スピ好きって「愛~。」とか「感謝~。」とか言うのが好きな人が多いイメージだったから、『本気で世の中は口先だけで行動伴ってないスピ好きばっかなんかな?』って思っただけです。)
で、冒頭の話とスピ系の何が関係してんのか、って話なんですけど、前々回、前回の記事の内容。あーゆー部分に気付いて、世の中に対して冷めるってことが目覚めってことでもあるよね、と私は実感してるんですよ。【世の中の普通】という魔法から醒めて
『なーにが面白くてこんなしょーもない世界観の中におったんやろ。』
みたいに、虚無感というか、嫌悪感みたいなものも少し感じたりして、最近本当に
『これからの人生の生き方が分かんない。』
って、ズーーーンって気分になりやすいんです。
別に、ネガティブなだけじゃなくて、
『よっしゃ!これからは、私が自由に人生を思い描いて行けるんじゃー!』
って、気合いもあったり、ワクワクしたりもするんですよ?するんですけど、
『これまでの変な世界観の中にいた自分が、どうやってまっさらなキャンバスにイマジネーションを描き込んでいったら良いんやろ?描き方が分からん。』
って、フリーズして、虚無に陥る時期にいるんですよね。
結構長いことそんな感覚が続いてます。
現実世界にしても、ネットの中でも、
『あー、この人目覚めてる人なんやな。』
って思う人が見当たらなくて、自分の人生を新しく描き直すっていう、スタンスを見習えるような人が見つけられてなくて、
『分かんねぇー!』
で、フリーズしてる感じですね。
前にも書いたように、バンプオブチキンさんのカルマの歌詞
「知らなきゃいけないことはどうやら1と0の間」
っていう部分の、その、
『0からどうしたら1が産まれるんや?!』
ってところで、燻ってます。
そのモヤモヤがイライラにもなったりして、世の中への嫌悪感を強めたりもしちゃってますよね。
ずっと書いてるんですけど、これから『世の中の当たり前の範疇で…。』
じゃなくて、
『完全にまっさらな状態から自分の人生の軌道修正していくぞ!』
っていう人、どんどん増えていくじゃないですか。そんな中で、まーじーで、他人の足を引っ張る人間は減っていかなきゃいけないんですよ。
そして、私も2度と邪魔されたくないんですよ!
『んー…完全自分のオリジナルで描くには…?』
って、0から1に変換させようとしてるタイミングでの、余計なノイズは撲滅して欲しいと思いませんか?私はして欲しいです。だけど、ノイズを発する人間は大声と勢いが激しいから、心の耳栓ができるような話をこうしてちょいちょいと残しておこうと思ってます。
流れ行くから良いのであって、掘り返して滞らせることに何の風情も無いのにね。