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2種類の自信



{2022.09.02の記事}

皆さんは、自分に自信がありますか?

私は、
根拠のある自信
は持っていて
根拠の無い自信
を持っていません。


本来、自信というものを分けて考えずに、
「根拠のある自信があるなら、自信があるって思っておけばいーじゃん☆」
と、結論付けておけばそれが幸せなんです◎

でも、私はそれができなくて、モヤモヤを抱えながら生きてきました。

その、モヤモヤを紐解く話です。


まず、根拠のある自信を身に付けるのは、比較的簡単だと思うんです。
①自分で目標を設定する
②設定した目標を達成する
①と②を繰り返す。

たったこれだけです。

大きな目標じゃなくて良いんです。

例えば、6畳の部屋に住んでいて、
『1日で、1畳分のエリアを掃除する!』
とか
『とりあえずゴミを全てゴミ袋に入れる!』
とか、日常生活にまつわる小さなことからでも良いんです。

裏技があって、いつも自分が自然に行っている行動に対して
『今週は7日間お風呂に入る!』
など、
["あえて設定したことにして"それを行う]
ということを繰り返すだけでも、根拠のある自信は身に付けやすくなります。

目標を設定する→達成する
この成功体験を自覚し続けると
『自分は目標を達成できる人間だ!』
という自己認識が育つので、
『自分は、目標さえ設定すれば必ず達成できる人間だから、大丈夫!』
と、いう風に自信を持てるようになるのです。


しかし、根拠の無い自信に関しては一体どこから攻略したら良いのか、私はずっと分かりませんでした。

だって、
根拠
が無いので、
『○○だから、自信がある。』
『△△だから、自信がある。』

は全て通用しません。

『何となく自信があるんだよね~☆』
って感覚を全く持つことができませんでした。


結論から先に書くと、[自分との信頼関係]が築けていないと、この[根拠の無い自信]は身に付けられないのです。


自分との信頼関係を築く上で、まず初めに大切なのが、例えば自分が目標を設定して、達成したときに
『頑張ったね!目標達成できて凄いね!』
と、自分を褒めてあげることです。

目標を考える目標を決める目標達成に向かって行動する達成を成し遂げる

このプロセスが
『凄いことなんだ!』
と認識した上で
『こんな凄いことを出来る自分は偉いね、凄いね!』
と、[自分の頑張りを理解して、認めている]これらを自覚することが大切です。


自信が無い人というのは、子供から大人に育つ過程の中で
・人に褒めて貰う
・人に認めて貰う
などの体験が少なく、
・頑張ったものを否定される
・頑張ったものをけなされる
・そもそも自分の頑張りに気付いて貰えない
などの体験が多い人がほとんどではないでしょうか。

本当は凄く頑張ったことであっても、
『自分が頑張った』のだという自覚がない人や、頑張ったことに対して
『この位、大したことないことだから…。』と過小評価していたり、
『頑張った所でどうせ認めて貰えないから…。』と、無意識に頑張れない人になっている
こんなタイプの人が、自分に自信が無いのではないでしょうか。

自分に自信が持てない人は、
実力が無い人
ではなくて、
自分の実力に気が付けていない人
なんです。

この部分を理解するのはとても大切です。


もしも、子供の頃から
・あまり褒められなかった
・むしろけなされてばかりだった
という人は、無意識の内に
・自分のことを褒めない
・自分のことをけなす
のがになっている可能性が非常に高いです。

そういう人は、
『自分は頑張っているんだ!』ということを自覚することから始めるのが良いです。

だから、
「目標を設定したね!」
「目標を達成したね!」
「凄いね!」
と、自分を観てあげることからスタートするのがとても有効なのです◎


ただ、これまで自信が無かった人が[根拠の無い自信を持つ]要するに[自分の信頼を得る]ようになるまでには、少々時間がかかると思っておいて良いと思います。

子供の頃から、
・あまり褒められなかった
・むしろけなされてばかりだった
こういうタイプの人は、他人を信じるのも苦手という人が多いはずです。

1度信用を失った相手をもう1度信じることをあなたはできますか?

私は、できません!

同じように、自分が自分に対して失った信用を取り戻すのは、なかなか難しい場合が多いです。


そこで大切なのが、[頑張ったこと]に限らず、色んな場面で自分に優しい声かけを繰り返すことなのです。
「今日は肌の調子良いね!」
「あれ、疲れてる?少し休もうか?」
「ちょっと頭痛いんじゃない?しばらく寝ようか?」
「今日の料理の味付け最高じゃん!料理上手いね!」
などなど、色んな自分に、気を配るのです。

自分が自分の恋人かのように、[自分の細かい変化に気付いてあげられる自分]になることが、とても大切です。

これを何度も何度も、毎日1つからでも良いので、自分の様子を観てあげ続けることで、自分から信頼して貰えるようになります。


他人からの信用を失ってしまった場合は、いくら自分が挽回しようとも、無理な時は無理ですよね。

でも、自分からの信用は、絶対にいつか取り戻せます。


自分の細かい変化に気付ける人になると、他人の細かい変化にも気付ける人になれるので、
・モテる
・パートナーとの関係性が向上する
など、他人との関わりにおいてのメリットももたらしてくれます。

これ、嬉しくないですか?

あくまで、[自分へのケア]を第一優先するべきですが、自分に優しくできるようになると、自然と他人へも優しくできるようになるので、意識しなくても勝手に人モテするようになるんです◎

面白いですよね〃⌒∀⌒


信用信頼
同じような意味合いですが、

信用=過去の実績に基づいた判断
信頼=未来への期待が含まれた判断

です。

信用しているから、信頼できる。

この流れです。


根拠のある自信は、
『実績はあるけど、裏切るかもしれない…。』という感覚に近いです。

根拠の無い自信は、
『自分のことをちゃんと観ていてくれるから、何が起きても大丈夫!』という感覚に近いです。

比べてみると、根拠のある自信の不安定感が明確ですよね。


勿論、人それぞれ感覚やニュアンスが違うと思いますが、私が体験した、この

[根拠のある自信だけだと、結局自信が無い]

状態の正体が伝わったと思います。


初めに書いた通り
『根拠があろうが無かろうが、自信がある部分はあるから自信あるよ!』
と言えるタイプの人は、それが一番良いと私は考えています。

でも、私と同じように
『なんだか自信を持ちきれない。』
『常に満足出来ない。』
『人から褒められても嬉しくない。』
こういう感覚がある人は、1度自分を見つめ直してみるのも良いのではないでしょうか。


こんな風に書いておきながら、私自身が私の信頼をまだ得ていません。

取り戻している最中です。

これは、自分が自分の心を無視して押さえ続けた期間が長く、しかもかなり酷い扱いをしていたせいです。

私が私に対して暴君だったので、暴君がいきなり天使になれないし、いきなり暴君を信頼するのが難しいから時間がかかっているのです。

もし、この話を読んで
『思うところがある…。』と感じた人がいたら、是非是非早めに自分をケアしてあげてみてください。

自分を無視するのは、止めてあげましょう。


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