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【読書録】「隣人の愛を知れ」明日を生きる乙女たち、リアル。

5、6月に読んだ本。
今年も残すところ2ヶ月になろうとしているのに全く読書感想文が追いついていない。
流石にムズムズしてきたので、今年読んだ本は今年中に書き起こします。

これで尾形真理子さんの本は二冊目。試着室は去年読んでいたようです。

6人の女性が自分を取り巻く環境に向き合う物語。
みんなキャラクターの違う女性なのに、どの子にも共感しちゃう。

いつの頃からか、他者評価でしか、知歌は自分を満たすことができなくなっていた。

隣人の愛を知れ p373

↑印象に残っている文章。
美人でしごできで、何処かみんなを下に見るような知歌が、アクシデントをきっかけに自分の酷い部分を認めていくところに嬉しくなりました。
青子さんの、取り返しを「つけていく」という言葉もかっこよかった。

パラっと読み返していたらまた読みたくなっちゃった。

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