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【読書録】「流浪の月」夜ごはんにアイスという幸せをわかる人で在りたい
今月大きな本買っちゃったからブックオフで購入
あらすじに「新しい人間関係への旅立ちを描き、」と書いてあったけれど
新しい人間関係というか、関係に名前をつける必要ってないんだなと思った。
更紗と彼氏とのやり取りは読んでいて心が痛くなったし、最後まで読んでいてハラハラドキドキした…。
軽くて明るいものばかりを観たり読んだりしてたので、久しぶりに感情が鍛えられた感覚。
あとがきにあった「秘密聞いてあげるよ〜って言っていい人ぶってはいませんか?」の部分、よくあることだな、自分もやってたんだろうなと思い
いたたまれなくなった。
同時にわたしは本当の優しさで人と接したことあるっけ、数えられるくらいしかないな。
「意外と私以外にもいる」、そう気づけることが生きやすくなること、
自分の持つ正しさは憶測に過ぎないこと、
みんな、じぶんに都合がいいように事実を作りあげていることを痛いほど知らされた。
生きてたらつい忘れそうになるかもしれないけど、
真実と事実は違うということを肝に銘じて生活していきたい。