心惹かれる(アホな)キャッチコピー
コピーライティング、心ひかれるようなフレーズにあこがれるものの、未だにどれがどうなのかわかってはおりません。
ともすれば、まったく意味がないのか、或いは下ネタなのかともとれるようなアホなフレーズにも心惹かれてしまうケースもございます。
思い出のフレーズについて取り上げていきます。
「ピカルの定理」から
平成後期に放送していた「ピカルの定理」、ノブコブ吉村さんとピース綾部さんのコントから、何かと吉村さんが口にしている「俺の○○が▽▽するぞ」。
これがやたら耳に残る。
極端な話、「俺のジョニーがデップしちゃう」というようなフレーズ。
いや、下ネタじゃんwwとなるのですけれども、でも意味を表現したり、ジェスチャーしたりをしないから正確には「意味がわからない」。
わからないのですけれども、耳に残る。
不思議でしたね。
24時間たたかえますか?
今はもう瓶では売られていない栄養ドリンク、リゲインのCMで流れてましたね。
24時間たたかえますか。
企業戦士を鼓舞するようなCMで、当時子どもだった私は何ともなしに見ていました。
今では諸々に問題生みそうなフレーズにCMですから、もう放送できないでしょう。でも、効きそうなイメージでした、本当に。
チンカチンカに冷えたルービー
別にCMやらのそれではありませんが、この言葉と「ギロッポンでシースー」は耳にした方は多いのではないでしょうか。
バブル期の名(迷?)言ですよね。
なぜか楽しそうに聞こえて、自分でも言ってみた覚えがあります。
アホくさいのはわかっているのに、笑顔のおやっさんたちが目に浮かぶフレーズです。
やめられないとまらない
カルビーのかっぱえびせん、のCMでおなじみのフレーズですね。
単純に「美味しくてとまらないよ!」という意味あいのそれです。
特にあほな要素はないのですが、柴田亜美先生が描く、「PAPUWA」にて、登場する河童のキャラがこのフレーズを口にして、「やめろ畳みかけるな」と止められるアホなシーンがございます。
著作権等を考えると簡単には利用できないものを使っているためでしょう。
アホくさくて、逆に頭から離れなくなりました。
そこに痺れる憧れる
日本の名作漫画、荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」から。
モブキャラが発したセリフで、おそらくは知るほとんどの人が実際に口に出してみたことがあるセリフなのではないでしょうか。
曰く、アニメで担当した声優さんが「このセリフをちゃんと言えないと、ファンに恨まれるよ」などといわれたというエピソードもあります。
フレーズという意味では、強烈なインパクトがあり、他にも多々ございますが、この作品掘り下げるとキリがないほど出てくるため、代表的な一言を挙げました。
耳にすると残るフレーズ
もしくは読み上げると心に残るフレーズ、ともいうのでしょうか。
最終的には、イチライターとして、耳に残るキャッチコピー、心に残るフレーズを作ってみたいものです。
個人的には、やはり「アホだからこそ愛されるフレーズ」は一番なのですが、大変そうなイメージもあります。
これからも研鑽を重ねて、素敵なワンフレーズを残せるよう励んでまいります。