初めて殺されかけた経験・・・
僕は、当時小学5年生。小学2年生からサッカーを始めていて、まぁまぁ運動ができる僕は、完全に調子に乗っていた。恐らく、土星まで鼻は伸びていたと思う。
小学校の授業を終え、サッカーのクラブ活動へ向かう。
でも、その時僕は気づいた。
「スパイクが無い・・・」
「絶対に、家の玄関に忘れたわ。」
しかし、グラウンドと家は真反対にある。でも、授業でサッカーを焦らされ続けた僕は、早くサッカーボールを蹴りたい。
ダメだ・・・・この欲求を抑えられない。意識すればするほどその気持ちが膨らんでいく。「僕は早くサッカーがしたい!!!!」
この葛藤を乗り越えるためにどうすれば良いのか??また、僕は神に懇願した。そしてまた、神は僕に答えを導き出してくれた。(しかし、実はこれは神ではなく魔物だったことをその時の僕は知らない)
僕の視界の中に一人の人物が入ってきた。その名も【ゆうぞう】。(以降、Yと呼ぶ)なんでもOK!と言ってくれるめっちゃ良いやつ。僕は、Yをパシる事を決めた。そうすれば僕は、グラウンドに直接向かえてサッカーがすぐにできる。Yの答えはもちろんOK.(結構嫌そうだったが・・・)
俺は天才なのか?と自分を称えた。
そして、僕は水を得た魚のようにイキイキと、そしてキラキラとサッカーをし始めた。でも、中々スパイクが届かない。。。。1時間経過したのに、それでもまだ届かない。。
本気を出せば、20分もあれば到着するはず。。それなのに、なぜ???次第に僕は、Yにイライラし始めた。「遅ぇよ。。。」
すると、Yの姿が見えた。しかし、登場の仕方に僕は凍りついた。。。
なんと、ウチの母親の車の助手席に、まるで天皇陛下のような直角な姿勢でしかも何故かやや半泣きの状態で車に乗っている。
「お前。。。。ウチの母親に何を話したんだ。。。。。」
「ウチの母親がどれだけ恐ろしいのか、お前は知っているのか。。。。」
案の定、ウチの母親もブチ切れている。実は、僕の本名はアキノリと言うのだが、グラウンド中に・・・いや、違う。もしかしたら聞こえた方もいるかも知れないが、
「AKINORI!!!!ちょっと来なさい!!!!!」と、恐らく南半球全体に響き渡った。
僕はその瞬間に、自分の人生を終えたと思った。絶対人生を詰んだ。神に頼りたいけど、神々も今の母親の怒りを鎮められる訳が無いと言うくらい怒りが心頭していた。
「あんたのその口を包丁で切り落としてやろうか!!!!!!!!」
やばい。。。。その辺のヤクザもみんな土下座するくらいの勢いだ。小便ちびりそう。この緊張感をみんなにも感じて欲しい。死を覚悟した。
でも、やっぱりママは優しかった。
「次同じ事したら知らんからね。覚えときなさい。」と言葉で包んだ。
絶対にそんなことはもうしないと心に誓った。
最後まで読んでくれてありがとう。愛と感謝の気持ちを込めて・・・
P.S. 今後は、もうちょっと為になる話するね💦
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