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レトロ印刷JAMさんで缶バッジを制作してみました

9月のことになるのですが、リソグラフ印刷の風合いが魅力の印刷屋さん・レトロ印刷JAMさんで、小部数から缶バッジが作れることを知り、作成してみました。

レトロ印刷JAM https://retroinsatsu.com/

缶バッジ加工のページ https://retroinsatsu.com/option/badge/

リソグラフは色ムラや版ズレが楽しめる印刷技法です。
その偶然性が私は好きなので、年賀状作成などでたまに利用させていただいています。
紙とインク選び〜入稿データ作成〜仕上がりの感想を、メモしておきます。
印刷依頼を検討されている方の参考になれば幸いです。


1:紙とインク選び

今回はLINEスタンプ用に作ったメイちゃんのイラストを使って、缶バッジを作ります。
JAMさんは選べる用紙やインクが独特で豊富です。
缶バッジ制作では44mmと32mmが選べ、どのサイズ・用紙でも色数によってのみ価格が変わりました。
あたたかみを出したかったのと、白インクを使ってみたかったことから、
用紙はクラフト紙、白・黒2色印刷にすることにしました。
仕上がりイメージはこんな感じです。

缶バッジ2種類の仕上がりイメージ


2:入稿データ作成

Illustratorデータで作成しています。
(手書きスキャンでも対応できるようです。)
レトロ印刷さんへの入稿データは、インクの色別にモノクロデータで作成します。
この点は缶バッジだけでなく、他のDMなどの依頼でも同じです。

各版のデータ


黒100%で作ったところに、選んだインクそのままの色がのります。
これは印刷の仕組みが少しでもわかると理解しやすいのですが、慣れないと難しいと思います。カラーで作った仕上がりイメージのままモノクロ変換すると薄くなってしまうので、注意が必要です。
芋版作りのように作っていきます。

重ね刷りのイメージ

印刷のズレが大きかった場合の影響を考えたり、印刷順をどうするか(今回は白の上に黒を印刷する)を考えたりしながら作りました。
入稿専用ページからアップロードして、備考欄に黒を上に印刷することを指示して完了です。
価格は、サイズが32mm・2色印刷・20個ずつ・2種類(合計40個)の缶バッジを作成し、送料を入れて
合計6,860円でした。


3:仕上がり

パッケージ

入稿データ確認から3日後発送で、4日後に届きました!早く仕上げてくださり、感謝です。
入稿したので当たり前ですが自分のイラストが缶バッジになっています。
個人でグッズを作るのは初めてなので、感動しました。
印刷面では、思ったよりもクラフト紙に白インクが透けてしまいました。
でもこれも味なので、良しとします。
後で問い合わせてみたところ、白の二度刷りもできるそうですが、それでも薄いそうです。
(1色分価格が上がります)

https://jam-p.com/blog/tane_ink_double/
このページを教えてもらいました。
一度刷りの部分と二度刷りの部分があるようなものだと、おもしろい結果になりそうですね。

レトロ印刷JAMさんでの缶バッジ制作についてでした。
とてもかわいくできるので、グッズや印刷物制作をお願いしてみようかなと考えている方はぜひ、挑戦してみてください。

#印刷 #レトロ印刷JAM #缶バッジ #Illustrator  #秋だからやってみた  #クリエイターフェス

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