進次郎さんに感じた事 〜我々の姿勢は未来の日本の卵〜
自民党総裁選、投開票直前の投稿だ。
結果がどうあれ、そこが重要ではないと思っている。
数日前から、記事を書こうか悩んでいた。
自分の想いをぶちまけるだけで、ただ熱くなっているだけではないか、と。
このタイミングで、どれだけの人がこの記事を読むのだろうか、と。
しかし、そんなことはどうでもいい。
やはり言いたいことがあるなら言っておこうと。
結果だけ言うと、今回の総裁選。
火沢は特に支持している人はいない。
ただ…
進次郎さんは同世代ということもあり以前から注目していた。
若い世代からどんな政策が出るのだろう。
硬直した日本の政治が変わるのか?
昔、進次郎さんが総理の座を狙っているのかと記者に尋ねられたとき印象的な事を言っていた。
国民が本当に変化を求めているのか、と。
要するに今はその時でないと。
十年くらい前だったかもしれない。
この人は、ちゃんと世の中を俯瞰して見ているなあ、と火沢は進次郎さんに興味を持った。
ここでいう変化は同世代を代弁するような、抜本的な社会構造そのものを変えるような大きなものだろうと…
しかし、今回の総裁選での討論会。
正直、期待していたほど目新しい政策はなく発言も曖昧な物が多く感じた。
ネット上でも進次郎さんに対する風当たりは強い。
これほどアンチがいるものなのか、と。
父親の親米路線を引き継いでいるので、そこに反感を持っている方もいるかもしれないが…
正直、正当な批判というより憎悪に近いものだな、と。
進次郎構文や二世政治家という所も批判の要因になっているだろうか。
火沢も実は進次郎さんの事を以前調べたことがあったのだけれども、「体育会系で自己責任論の強い方」という漠然とした印象だけしかわからなかった。
自著もないらしく政治理念もよく分からない。
そうしたことから、何となく好感は持てるが思想的には支持できないかも…
と、思っていた。
ただ…
最近堀江貴文との対談(ユーチューブ)でライドシェアリングについて語られていて、火沢はようやく進次郎さんの真意が理解できた。
個人的にはライドシェアリング、ほどんどタクシーを利用しない自分としては、本当にこれが政策の骨子の一つなのかと、重要課題なのかと、かなり疑問を感じていた。
ただ…
どうも本質的には「働き方改革」の延長なのではないかと、そういう印象を持った。
ライドシェアリング自体、興味がなく疎かったのだが、調べてみると「タクシー不足を補うため一般の方が利用者に座席をシェアする相乗りサービス」と言うことらしい。
これだけ聞くと、自分は本当にどうでもいい(失礼)が、結局、これは利用者というよりむしろ提供する側こそが面白いサービスなのではないか、と。
堀江貴文も言っていたけど、「ウーバーイーツ」なのだと。
要するにスキマバイトであり、個人的には「働き方改革」の一環なのではないかと。
進次郎さんもテレビで総裁選の討論会に何度か出ていたけれど、とにかく候補者が多く時間が数分程度で、とても自分の政策の詳細を語れるものではないと。
それはそうだろな、と。
他の候補者の旧態然とした主張の中では、抜本的な改革とまでは言えないけれど現実路線で、ある程度世の中の変化を組み取っている、そんな政策なのではないか、と。
もちろん俺は進次郎さんの全てを支持しているわけではないし国会答弁で進次郎構文を振り回し、はぐらかされたらそれは困る(苦笑)。
ただね…
火沢は毎朝、顔を合わせる年配の方がいて…
去年も記事で何度か書いたが、たまに論戦して物別れに終わるという…
だからなるべく世間話に留めて政治の話はしないように、特にここ最近は気を使っていたわけです(苦笑)。
ところが昨日のことである。
会話のネタが尽きたからか、向こうが「明日楽しみですね」と。
「進次郎が総裁になれば日本が混乱するから面白いんだ」いう最大限の皮肉。
俺は「同世代だし進次郎さんを応援している」と口にした途端…
「あいつはパーなんだ、低学歴なんだ、人の話ははぐらかすし…」とまくしたてられ…
俺も「進次郎さんの全てを支持しているわけではない」と言っても収まらず…(苦笑)。
俺の事は学歴が低くても頭が良いと褒めてくれるのに政治家は東大を出ていなければ信用ならん、とか(苦笑)。
怒りの中でこそ、その人の本音が現れるのなら、やはりそっちか、と(苦笑)。
普段は温和なんだけど、一度熱くなると歯止めが効かないんだ、あの人…
で…
俺が本当に言いたいのはね(笑)。
もう少し、進次郎さんというか…
若い人が総理になったらなんだけど…
「国民が総理を支える」という意識は駄目なんかね?
一国を背負う者として対外的に舐められたらあかん!
と、いう人もいるかもしれないけれど…
俺が甘いのかもしれないけれど…
俺はね…
一応、人は選んでるの。
ここ、大事ね(笑)。
進次郎さんを特別視してるんじゃないんだけどさ(苦笑)。
謙虚な方なら…
多少粗が目立っても…
我々、国民が支えてやらねば、と俺は思うんだ。
もちろん思想が合わないというのはある。
しかし、どうもね…
憎悪だけでは乗り越えられない気がする。
世間ではこう言うじゃない?
人間、不得手があって当たり前、助け合う事が大事って。
当たり前に言うじゃない?
特にここ最近。
今回の総裁選、確かに国民に選ぶ権利はない。
でも…
試されてるのはむしろ我々国民なのではないか、と。
(ここから先は総裁選後、加筆訂正、追記したもの)
最後に俺が言いたいのは…
この国の未来のあり方を決めるのは、やっぱり俺たち自身なのかもって。
国のリーダーを決めること自体が大切なんじゃなくて…
うまく言えないけど。
俺たちの姿勢そのものが、今後の日本の姿なんだって。
不出来なものに憎悪を向けるのか、不足分を補って支えるのか。
進次郎さんのユーチューブ、改めて見直したんだけど…
アンチコメント100%(苦笑)。
「支える」が偽善的だとしても進次郎さんに憎悪ではなく、適切な言葉で日本や自分たちの窮状を訴えることはできないのだろうか?
相互理解は不可能なのか。
ディスコミュニケーションなのか。
進次郎さんに足りないものを我々が補えないのか?
一個人よ。
総裁候補といっても。
世の中の全てを熟知できるわけもないし。
俺も政治家にキレることもあるけどさ…
民意が伝わりにくいんだよね…
伝わらないのか。
聴く耳を持たないのか。
選挙以外に民意を反映させる術はないのか…
(後に進次郎さんのユーチューブ動画でコメントさせて頂きました。いや〜、四面楚歌。苦笑)
我々の抱いている閉塞感は世代差だけなのか。
分かり会えないという「諦め」なのか。
「他人は変えられない」と言うね。
しかしね…
やはり語り合う必要はあるでしょ?
チーム小泉。
そういう意味では今の時代らしくて俺は好きだ。
足りないなら補えば良い。
今回は上手くいかなかったけどね(苦笑)。
でも、いいじゃない。
諦めなければ。
もう一度言うけど…
今、俺たちが「どう有りたいのか」、それが総裁選を通して試されてるってわけ。
そんな感じがするって話。
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