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#002 クライアントのいない別荘の習作

外皮に覆われたひとつながりの内部空間の中に点在するボリューム。
そこには、キッチン、トイレ、浴室、寝室などの機能空間が配されている。
残りの空間には決まった用途がない。暮らしの余白、思考のキャンバス。

ボリュームの間を縫うように、この行き止まりのない空間を逍遥する日々。

時折、余白をアートで彩りながら、この場に流れる時間を楽しんでもらいたい。

そんな、習作。
(2015年、クライアントのいない提案より)

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