#008 残光と残響の家
また、写真で伝えにくい家を設計してしまった。
2023年8月に完成した、とある住宅地にひっそりと佇む住まい。
リビングからゆるやかに伸びていく天井は、2階床に近づくと急勾配になり、わずかな吹抜を残してそのまま2階天井へと伸びる。
「あそびラウンジ」と名付けた2階のプライベートリビングには、急勾配の天井に穿たれた天窓からの空が差し込んでくる。
手を伸ばせば届く距離感から普通の窓のような錯覚を覚える。
でも、ふと足元を見下ろすとそこには吹抜があり、
これが天窓であるということ