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名大ニュース【MEIDAI NEWS】

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名古屋大学に関連したイベント・講演会などの様子を紹介します
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記事一覧

空気より軽い新素材、レアメタル探査、人工骨…大学研究者やスタートアップが先進技術PR TechGALA Japan

世界の最先端テクノロジーが集結するスタートアップの祭典、TechGALA Japan(テックガラ・ジャパン)が2月4~6日に名古屋市内で開催され、本学から多数の研究者と名大発ベンチャーが参加しました。 5日に開催された、新進気鋭のスタートアップと企業が集う「Ventures Talk」では、東海地域の26大学でつくる起業家育成プロジェクト「Tongali」に参画する大学発ベンチャーがそれぞれの事業をプレゼンしました。 名大発ベンチャーの クロムビジョン は、患者への医療説

東海地域発スタートアップを資金面でバックアップ/CJIC設立、初回ファンドに33億円

東海国立大学機構の孫会社Central Japan Innovation Capital(CJIC) は12月12日に会見を開き、第1号ファンドとして13機関・企業から33億円を調達したことを報告しました。 資金を「東海地域にインパクトを与えうるスタートアップ」に投資し、東海地域(=Central Japan)からの起業を後押しし、地域の産業活性に寄与する考えです。 初回ファンドには愛知県、名古屋市、三菱UFJ銀行、愛知銀行など13機関・企業が参画。今後も出資を集めて総額5

個性的なアイデアが集結!――Tongaliアイデアピッチコンテスト開催

名古屋大学と東海地区を中心とした大学が参画する起業家育成プログラムTongaliは11月9日、アイデアピッチコンテスト2024の決勝戦を名古屋市のなごのキャンパスで開催しました。 書類審査・準決勝を通過した14チームと、今夏に愛知県・Station Ai㈱と共催したSTAPS(すたっぷす)でTongali賞を受賞したチームの計15チームが出場し、日常の困りごとや世の中を良くするためのアイデアを3分間でプレゼン。「大学にウォーターサーバーを設置したい」、「友だちとセルフネイルを

“超移動社会”を目指し、モビリティとまちづくりの可能性を探る——シンポジウム開催

名古屋大学COI-NEXTマイモビリティ共創拠点は11月8日、移動手段の革新による地域づくりを探るシンポジウムを名古屋市の「なごのキャンパス」で開催しました。 “自動運転車いす”の実証実験など、名古屋市の中心部で行われている取り組みなどを報告。住民が快適に暮らせるまちづくりにおける「モビリティ・イノベーション」の姿を、参加者と考えました。 同拠点は、クルマを持たない・運転できない人をはじめとしたすべての人が、最適な移動手段を使って自分の「行きたい」「会いたい」「参加したい」

エネルギーや資源を「変換し循環させる」社会を目指す取り組みを報告ーーシンポジウム開催

“資源のない日本を資源豊かな国へ”という目標を掲げる名古屋大学COI-NEXT セキュアでユビキタスな資源・エネルギー共創拠点は11月6日、東山キャンパスのEI創発工学館でシンポジウムを開催しました。 エネルギーや資源の“変環”(変換と循環を掛け合わせた新しい概念)を実践している団体やスタートアップ企業などがそれぞれの取り組みを紹介し、持続可能な社会のあり方などを探りました。 建築デザインなどを手掛ける合同会社XENCEは3Dプリンタを活用し、端材や廃材など捨てられるはずだ

「車掌ロボット」が自動運転車両に乗る人の不安感を解消。春日井市で実証実験

「次は左折します」「もうすぐ一時停止です」――。 名古屋大学未来社会創造機構は、自動運転中の車両の動きを前もって乗客に伝える「車掌ロボット」を開発し、実証実験を始めました。 自動運転の技術は近年、自動ブレーキや前走車の追従機能、さらには特定の条件下で自動運転が可能な車両が実用化されるなど着実に進化を続けています。一方、その車両に乗る人は「本当に自動で止まるの?」「障害物に気付いてる?」などと、ハラハラ、ドキドキといった不安をぬぐい去れないのも実情です。 こうした課題を解消

名大陸上部が出雲駅伝に18年ぶり出場! 10月14日の大会に向け壮行会

名大陸上部は10月5日、18年ぶりに出場が決まった出雲駅伝に向け、出場選手壮行会を本学「坂田・平田ホール」で開催しました。 出雲駅伝は箱根駅伝、全日本大学駅伝と並ぶ「学生三大駅伝」とされる超メジャーな大会。島根県出雲市の6区間45.1kmで競う“スピード駅伝大会”として、今年は10月14日(月)に開催されテレビで全国放映される予定です。 出場するのは地区予選を勝ち抜いた大学と学連選抜選手の連合チームの計21チームで、このうち国立大学は4校だけ。関東勢は正月の箱根駅伝でおな

10月3日を「糖鎖(とうさ)の日」に制定――啓発活動にも注力、名大・岐大 糖鎖生命コア研究所

名大と岐大が連携する糖鎖生命コア研究所(iGCORE)は3日、東山キャンパスで「糖鎖の日」の制定記念イベントを開きました。 iGCOREに所属する研究者や職員がNIC館「IdeaStoa」に集い、午前10時3分、一斉にクラッカーを鳴らして記念日の制定を祝い、日本記念日協会から正式な登録証を授与されました。  糖鎖は私たちのあらゆる細胞の表面を覆っていて、細胞と外界(他の細胞や病原体など)とのコミュニケーションを制御する役割を果たしています。たとえば、免疫や神経の機能、老化、

日頃は病棟から出られない子どもたちが“お外で夜遊び”――名大病院で花火大会

名大附属病院で9月初旬、花火大会がありました。 小児病棟に入院している子どもたちと家族を対象に開いている恒例イベントです。 日頃は病棟から出られない子どもたちが、この日はお外で“夜遊び”できるとあって、待ちわびていた子どもたちはテンション上がりっぱなし😍 打ち上げ花火に「わぁー!」っと歓声、手持ち花火におっかなびっくり。。 うれしさのあまり、あちこちを走り回る子もいて家族や看護師たちは右往左往です💦 昨年5月から入院している6歳の男の子は、生まれて初めての花火。最初は手に

2026年アジア・アジアパラ競技大会で学生と企業の役割は――名大×松坂屋企画

名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部は百貨店の「松坂屋」と連携して8月22日、地域活性と企業の地域貢献のあり方について有識者の対談イベントを開催しました。 この日のテーマは「2026年アジア・アジアパラ競技大会に向けて」。 名大総合保健体育科学センターの佐々木康教授、株式会社豊田スタジアムの田村誠社長、同大会組織委員会の猪股康博事務局次長が、同大会でサッカー会場となる豊田スタジアムの取り組みを事例に、地域の活性化と社会貢献について意見を交わしました。 スポーツ文化イベン

高校生が名大の“雰囲気”を体感——オープンキャンパス2024開催

8月8、9日の2日間、オープンキャンパスを開催しました。文系から理系まで全9学部が、研究室訪問や講義体験などを実施。大勢の高校生、受験生とそのご家族に来学いただきました。 豊田講堂では、現役の名大生と高校生が直接お話しする「名大生となんでも話せる対談」を企画。 受験勉強のコツは? 勉強とサークルは両立できる? ひとり暮らしで大変なことは? などなど、高校生の疑問と不安に対して“大学の先輩”が実体験を踏まえて答える毎年恒例の企画で、ピーク時には「相談待ち」の列ができるほどでし

“自動車のスマホ化”のカギを握る車載ソフトの共通化へ名大と企業が連携

名古屋大学は、次世代の車と呼ばれる「SDV」に関するソフトウェア開発について、民間企業と連携するプロジェクトを立ち上げました。 SDV(Software Defined Vehicle)は、購入後もソフトウェアをアップデートすることで機能や性能が進化し続ける次世代の車。世界中で開発が急ピッチで進められています。 プロジェクト名は「Open SDV Initiative(イニシアチブ)」。今後開発される様々なSDV向け車載ソフトウェアを、異なる車種やメーカーで使えるようにし

起業を目指す学生が集結!ビジネスプランコンテスト開催

名古屋大学が参画する東海発アントレプレナーシップ教育プログラム「Tongali」主催のビジネスプランコンテスト決勝戦が6月15日(土)、名古屋市の千種文化小劇場にて開催されました。   本大会は学生発ベンチャーの創出や起業家育成を目的に開催され、大学生や中高生が代表を務めるチームが参加可能。8回目を迎える今年は65チームがエントリーし、書類審査と準決勝を経て16チームが決勝戦に出場しました。関東や関西から参加する学生や中学生チームもあり、起業を目指す学生たちの注目度が高いコン

産学連携の新たな拠点「TOIC名古屋」が完成

東山キャンパス内に5月29日、産学連携の拠点となる「Tokai Open Innovation Complex名古屋サイト(TOIC名古屋)」がグランドオープンしました。   Tokai Open Innovation Complexは、東海国立大学機構が名古屋大、岐阜大の両大学キャンパスに設置し、産学交流、起業活動、共同研究を支援する拠点として運営します。 TOICの主な研究分野は「先端素材」「カーボンニュートラル」「DX」。岐阜大学には今年2月に「TOIC岐阜」がオープン