【1/13 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家アンリ・トマジの命日(1971年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1971年1月13日が命日のフランスの作曲家アンリ・トマジの典礼ファンファーレをご紹介します。
アンリ・トマジとは?
アンリ・トマジ(1901-1971)は、コルシカ島出身の両親のもと、マルセイユで生まれる。パリ国立高等音楽・舞踊学校で、ヴァンサン・ダンディ、ジョルジュ・コサードらに師事。
1927年にはカンタータ「コリオラン」でローマ賞作曲部門2位、指揮部門の1位を獲得した。1946年から1947年までの1年間モンテカルロ管弦楽団の音楽監督を務めた。
作品は交響曲、劇場音楽、歌曲など100曲を超える。特に、管楽器を用いた協奏曲作品は、この分野の重要なレパートリーとして、演奏頻度の多いものがいくつかある。
代表作は「典礼ファンファーレ」「木管五重奏曲」「コルシカの主題による変奏曲」「トランペット協奏曲」「ホルン協奏曲」「クラリネット協奏曲」「第三世界のための交響曲」「12のコルシカの歌」「田園のコンセール」など。
2021年は、生誕120年と没後50年のアニバーサリーイヤーです。
アンリ・トマジ:典礼ファンファーレ
トマジ自身による歌劇「ドン・ファン・ド・マニャラ」の音楽を元にしている。金管楽器と打楽器による合奏曲。金管合奏のレパートリーとして、演奏頻度が高い。
歌劇「ドン・ファン・ド・マニャラ」のミュンヘンでの初演で指揮を務めたアンドレ=クリュイタンスに献呈されている。
曲は4曲からなっており、それぞれに①受胎告知、②福音書、③黙示録、④聖金曜日の行列 といった典礼に関する副題がつけられている。
それでは、今日はこの辺で🎶
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