【1/20 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家ショーソンの誕生日(1855年)~詩曲~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1855年1月20日に誕生日を迎えたフランスの作曲家エルネスト・ショーソンの代表作「詩曲」をご紹介します。
エルネスト・ショーソンとは?
エルネスト・ショーソン(1855-1899)はパリ出身。はじめは法律を学んでいたが、24歳でパリ音楽院に入り、マスネ、セザール・フランクに作曲を学ぶ。
しかし一年で退学し、その後はフランクに師事する一方でバイロイトにしばしば行き、ワーグナーの影響を強く受ける。
1886年にサン=サーンスが組織したフランス国民音楽協会に参加したため作曲のペースは落ちたが、細々と作曲を続けた。
パリ郊外のイヴリーヌ県リメーの別荘で自転車事故により44歳で死去し、ペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。
41歳(1896年)のときに作曲したヴァイオリンと管弦楽のための『詩曲 』が群を抜いて有名だが、『交響曲 変ロ長調 』や『愛と海の詩』、『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調』 (「コンセール」)も頻度は少ないものの演奏機会がある。
エルネスト・ショーソン:詩曲
もともとは、ロシアの作家ツルゲーネフがルネサンス・イタリアを舞台として書いた小説『愛の勝利の歌』(または『勝ち誇る愛の歌』)に基づく交響詩として着想された。
しかしショーソンはこの小説に漂う神秘的な物語性を絶対音楽的な理念にまで高め、標題を取り去って普遍的な「詩曲」として発表した。
初演は1896年4月4日(12月であったとする説もある)に、パリでウジェーヌ・イザイによって行われた。
それでは、今日はこの辺で🎶
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