【1/18 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家シャブリエの誕生日(1841年)~狂詩曲『スペイン』
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1841年1月18日に誕生日を迎えたフランスの作曲家エマニュエル・シャブリエの代表作である狂詩曲『スペイン』をご紹介します。
エマニュエル・シャブリエとは?
エマニュエル・シャブリエ(1841-1894)はパリで法律を学び、1880年まで官吏として勤めながら、作曲やピアノの勉強を続け、1860年から作曲活動を開始。
この間、V.ダンディ、G.フォーレや画家 E.マネ、詩人 P.ベルレーヌらと交友、「世紀末」の芸術運動から大きな刺激を受けた。
77年の3幕のオペラ・ブーフ『星』で脚光を浴び、音楽に専心することを決意。 80年スペイン旅行の結果,狂詩曲『スペイン』を作曲、名声を確立した。
フランス音楽のエスプリと言えばシャブリエの名前が挙がるほど、ドビュッシーやラヴェルに先駆けて、近代フランス音楽の興隆、印象派音楽の勃興に影響を与えた。
一時,熱烈なワグネリアンとなっていた彼は、ラムルー管弦楽団の合唱副指揮者として『トリスタン』のパリ上演を助けた。
代表作はオペレッタ『星』(1877)、『絵画風の小曲集』(1881年)、オペラ『グワンドリーヌ』(1886)、3幕のオペラ『いやいやながらの王様』 (1887) 、『気まぐれなブレ』(1891年)。
エマニュエル・シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
この作品は、1882年の秋にシャブリエが夫婦でスペインを旅行した際の、同地の情熱的な音楽の印象をもとにして作曲されたといわれている。
日照時間の少ない北ヨーロッパの人間にとって、スペインなどの南ヨーロッパは日の光が降り注ぐパラダイスとして現在でも人気の観光地。
帰国したシャブリエは、当初ピアノ曲として構想を進めますが、スペインの煌びやかな雰囲気には管弦楽が必要となり、最終的にはオーケストラのための曲となります。
完成後、1883年11月4日に当時のフランスを代表する指揮者シャルル・ラムルーによって初演され、シャブリエの名声を確立しました。
この狂詩曲をもとにして、エミール・ワルトトイフェルが1886年にワルツ『スペイン』を作曲している(作品236)。
それでは、今日はこの辺で🎶
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