ホタルブクロ
去年の今頃、はじめて「ホタルブクロ」を知った。大きい鈴蘭のような見た目でよく道端に咲いている。
蛍袋(ホタルブクロ)- Spotted bellflower
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。原産地は、日本、朝鮮半島、シベリア東部。
別名「提灯花(チョウチンバナ)」ともいわれている。
<季節・開花時期>
初夏の花。6月~7月に開花。
<花言葉>
「忠実」「正義」
所説あるが、教会の鐘を連想させる花姿にちなむ。
<花の色>
白、赤紫、紫。
白や赤紫のうつむき加減の花を袋のようにして、子どもがその中に蛍をいれて遊んだことからこの名前がついたそうだ。
蛍の寿命は1週間くらい。
生きている間に激しい雨に打たれたり、天敵に食べられたりすることもあるため、3~4日で生涯を終えることも少なくないという。
人がむやみにつかむと弱ってしまうから、
子どもたちはきっと、蛍をこの花にふわっと包んで運んだのかなと想像すると優しい気持ちになる。
「ホタルブクロ」
名前の響きが耳に入ってくるたびに優しい気持ちになれるのは、そんな光景を想像してしまうからなのかなとおもう。