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句を読む―完全な構造

完全に菊で余韻に欠けている

佐藤文香 編『天の川銀河発電所』「福田若之」

菊の丸さを思う。中芯から放射状に花びらがひらいているさまは、確かに完全だな、と思う。そろっている感じ。
刺し子の「割り菊」という図案は、正方形の布の角に菊が4分の1ずつ配されたデザイン。いつか縫ってみたい図案だ。

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現代俳句・短歌を好む私が、ひとつひとつの作品を読んで思ったことをぽつぽつお話ししています。
Amazonアソシエイトリンクは、取り上げた作品が収録された句集・歌集が分かればそちらを貼っています。分からなかったときは私が読んでいるアンソロジー本のリンクにしていますので、こちらもご覧ください。


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