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煮魚を簡単に作る3つの準備
今回は「煮魚」という一品にフォーカスして、なおかつ簡単に作る方法。
及びその為に準備しなければいけないものについて書く。
前提としてガスコンロや鍋、包丁等、基本的なものはあるとして解説するので無い人は自炊の用意が整ってから出直して欲しい。
また美味しいものを簡単に作るのが目的なのでもっと手を抜いても味が落ちる選択肢は取らない。
そこもご了承願いたい。
まずは魚を買ってくる。
釣ってきても良いが下処理は各自済ませておいて欲しい。
今回は何の変哲も無い、養鯛
養殖の鯛である。
おそらく前日の残りだろう。
切り身で安くなっていた。
適当なものでも美味しくなるので好きな魚を選ぼう。
右の2切れと左の1切れは何が違うかわかるだろうか。
答えは簡単。
一つ目の準備として湯をかけて表面を湯引きしたのである。
表面の酸化した脂を流すことで生臭い素を洗い流す。
そして2つ目の準備。
ここでやらなければならないのは皮に残った鱗を落とす事。
湯引きしてあればスプーンなどでも鱗は簡単に落ちる。
ついでに血の塊なども串などを突っ込んで取っておくとアク取りもほとんどしなくてよくなる。
血を流した後。
本当は真ん中はもう少し血合を取りたいが簡単に行きたいので省く。
味には大差無い。
準備の3つ目は出汁である。
上等な魚を使えば出汁など必要無いのだが何の魚でも美味しくするには簡単な出汁で味を補強した方が間違い無い。昆布も、椎茸も前日からタッパー等で戻しておけばすぐに使える。
冷蔵庫に常備しておけば良い。
戻ったものを使って料理してもよいが今回は戻し汁だけで十分である。
生姜は思いつきで混ぜてみた。悪くない。
ここまでは準備として先にやっておいて問題無い。
昼にやっておいて出かけてしまって、帰ってから煮るだけにしておくと簡単だ。
水は通常より二割くらい多いが牛蒡を煮たかったので多くした。
身厚な鯛なのでちょうど良いだろう。
仕上げの前に昆布も切って入れてみた。
大筋からずれなければ何をしても良い。
味も適当に醤油を1.5砂糖を1くらいで良い。
好みの問題である。
馴れれば煮込み時間込みで20分もあれば出来るだろう。(出汁は常備してあるとして)
理屈がわかれば魚は肉に比べて格段に早いので皆さんも是非試していただきたい。