虚勢は美徳?不調な時ほど不調でいい
体調が悪い時に、つい無理をしていませんか。
周りに気を遣わせてはいけないと思っているあなた。
いいんです。
体調が悪い時は素直に言っていいんですよ。
不調はみんなに訪れるもの。
そんな時は甘えていいのです。
本当の自分を想い出し
幸せな人生へといざなう
ソウルコンサルタント
眞證(しんしょう)&慈敬(じきょう)です。
いつも、ベストコンディションで自分がいられるなら、それはとても幸せなこと。
でも、人は心身ともに疲労することもある。
予期せぬことでエベレストの山頂(8,848m)まで登ったかと思ったら、日本海溝の海底(8,020m)くらいまで、落ち込むこともある。
ある演劇の演出家が、こんなことを言っていました。
『体調が悪い時に、
三流役者はそれを隠そうとして無理をする』
加えてこうも言っています。
『そんな時はもちろん良い演技には
程遠いものになってしまう。
本人の想いとは関係なく。
疲れている時は、無理せず
疲れた体のまま素直に演じればいいんです』
周りもプロです。
無理していることは、自然とわかるものです。
それはすべてに通じることです。
疲れているときに無理をすると、自分では気づいていないけれど、周りが心配します。
素直に疲れを表現し、しんどそうにして『しんどい』と言う方が、周りも気を使いやすいのです。
逆に相手も素直に出してくれたら、自分も助けやすくなります。
ちょっと例えを変えますが…
バ○ァリンなどの痛み止めを必要以上に飲み続けていると、何が痛いのかわからなくなるぐらい、体が麻痺してしまいます。
本来、人間が持っている自己治癒力を無視して、薬で抑え込んでしまうことで、自分の健康状態すらわからなくなってくるのです。
一流のアスリートでさえ、複数のトレーナーの力を借りても、ベストコンディションを長期間維持をすることは難しいようです。
だからこそ、不調を隠そう、戻そうと無理に逆らうことが一番もったいない考え方かもしれません。
不調はあって当たり前。
あなた固有のバイオリズム(生理状態、感情等の周期的パターン変化)を認識した上で、自分を表現することが、魂とこころを喜ばせ、自分らしく生きる。
宇宙の理のひとつだと思います。
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