雑談は相手の種に花を咲かせること
このプロフィールに書いたように、内気で話すことが得意ではなかった
私が、営業のフィールドで、やりがいを見つけるまでになれたこと。
それには、いくつかの要素があります。
そのひとつが「雑談」。
正確に書くならば、商談をどうしたらよいか分からなかったので、
営業先での時間かせぎに、雑談をしはじめました。
その雑談方法やこだわり、私が実践して成果があったことを、
これから少しずつ書いていこうと思います。
私がこだわる雑談のポイントは「相手の種に花を咲かせること」です。
まず、相手の会話からキーワード「種」を見つけます。
そのキーワード「種」を基に質問し、話題を更に広げて訊いてみるのです。
例えば、「週末出かけてました」という話題だったら、「どこへ?」と場所を質問。出かける場によって、その方の趣味や、志向が見えてくることがあります。
ほかには「出かけた目的」を質問してみてもいい。
このようなやりとりから、自分との共通点が見つかり、更に話が弾んだことが、何度もありました。
キーワード(種)を拾い、そこに質問を重ねることで、キーワード(種)をどんどん膨らませていくのです。
共通点が見つかると、そこからお互いの距離は近くなり、近くなると相手の本音が聞けることも増えてきました。
私の雑談は、こんな風に相手の会話から相手が持つ「種」を見つけ、その種に「質問」の水をかけ、相手の花を咲かせることなのです。
雑談というと、「話題は何にしよう」と頭を悩ませる方も多いですが、
この方法なら、そんな心配はいりません。
その種は、相手の話のなかにあるのですから。
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